厚生労働省は20~64歳に1日8000歩以上を目標に歩いてほしいと呼びかけているが、毎日歩く必要はないという研究結果が発表された。「ZIP!」司会の水卜麻美が、けさ6日(2023年4月)の「?よミトく!」コーナーで報告した。
「ちなみにどのくらい歩いてますか」
京都大学とカリフォルニア大学の共同研究で、井上浩輔・京大准教授はこう解説する。「まんべんなく8000歩以上歩くことができれば、それに越したことはないのですが、なかなか仕事とか家庭の事情でできないといったときに、例えば週末だけでもしっかり歩くと、健康上のメリットが大きいということが言えます」
1週間に1度も8000歩以上歩かない人と10年後の死亡率を比べたところ、週3日以上歩く人は16.5%低下、1~2日の人は14.9%の低下で、ほとんど変わらなかった。だったら、週イチでいいじゃないかというわけなのだ。
木曜パーソナリティーとしてきょう初登場のタレント鈴木福クン、もう大学生なんだから『サン』で呼んでほしいということで、水卜は「福サン、ちなみにどのくらい歩いてますか」と聞く。
福サン「ボク、きのうチェックしたら、7970歩ではぼ8000歩でした」
では、8000歩とはどのくらいの距離で、どのくらいの時間がかかるのか。「ZIP!」のディレクターが歩いてみた。東京・新橋駅前から品川方面に向かって歩き始め、約1時間40分で8000歩に到達、距離はおよそ6.7キロで、5駅先の大崎駅付近まで来ていた。
水卜「これを見ると、結構あるなって思うんですが、男性は平均で1日7864歩、女性は6685歩、歩いているそうなんです。これに少しプラスすれば8000歩は達成することができます」
ただ1日の平均歩数といっても、職場や家の中での移動も含まれているから、連続した運動というわけではない。やはり、休日に2時間散歩なんていうのが理想なのだろう。そのあとのビールはおいしいよ。
(カズキ)