善光寺「びんずる尊者像」盗難 容疑者の母が電話で語った「1年前」からの変化(モーニングショー)

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   触ると病気やケガが治るとの言い伝えをもつ長野・善光寺の「びんずる尊者像」がきのう5日(2023年4月)朝、盗まれる事件があった。約2時間後に60キロ離れた松本市で発見され、熊本・御船の職業不詳の男(34)が逮捕された。6日の「モーニングショー」が伝えた。

   びんずる尊者はお釈迦様の弟子の一人で、木像は高さ約1メートル。体の悪い部分と同じ所をなでると病気やケガが治るといわれており、多くの参拝者になでられ続けて目や口はつるつるだ。

  • 容疑者はほどなく逮捕された(写真はイメージ)
    容疑者はほどなく逮捕された(写真はイメージ)
  • 容疑者はほどなく逮捕された(写真はイメージ)

数時間後に逮捕

   本堂の入口に置かれているのだが、固定はされていなかった。きのうは午前8時ごろにはあったが、その30分後になくなっているのに寺が気づいて通報。防犯カメラの映像によると、木像をしばらく観察していた男が人員が手薄になったすきに一人で抱えて盗んだらしい。午前11時ごろ、防犯カメラの人物とよく似た男が松本市で見つかり、車の中から木像も見つかった。

   番組では、容疑者の男の母親に電話でインタビューした様子を伝えた。男は母親と二人暮らし。1年前に仕事を辞めてから、思い悩む様子もあったという。今回、母親に長野に行くことは伝えていたが、理由については「お母さんには理解できないから」と話していたという。

   容疑者の男の母親「何の目的があってそんなことをしたのか、私には全然わかりません。ただ転売とかは絶対あり得ません。それは親として言い切れます。宗教に傾倒しているような感じは受けました。悩みを抱えていたんじゃないかなと思います」

   石川アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「神社やお寺にあるものというのは、心のよりどころになるもので、善意によって守られるべき場所。こういったことがどうして起きてしまうのか、悔しい気持ちです」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「動機がわかりませんね。これからどんな自供をするかわからないが、もしかしたら捜査員も理解できないような自供になるかもしれません」

(キャンディ)

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