大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、ピッチクロック違反でも二刀流だった。今季初勝利とともに、けさ6日(2023年4月)の「ZIP!」が伝えた。「日本時間午前5時10分試合開始のマリナーズ戦に、大谷翔平選手は3番で先発投手の二刀流で出場しました」(平松修造アナ)
投打で「ピッチクロック」違反
ところが、コントロールがいまひとつで、1回裏にいきなり1、2番打者に連続フォアボールを与え、さらにライト前タイムリーを浴びて1点を失う。そして、追加点のピンチに「ピッチクロック」違反を取られてしまったのだ。
大リーグは今シーズンから、ピッチャーはボールを受け取ってからランナーがないときは15秒以内、あるときは20秒以内に投球動作に入らなければならないが、大谷は20秒をオーバー。4番バッターに初球を投げる前にワンボールを与えてしまう。それでも三振に抑え、1失点でしのいだ。
バッターのピッチクロックは、残り8秒までに打席に入って構えなければならないというものだが、大谷は6回表の第3打席で、今度は8秒を切ってしまう。これでワンストライク。大リーグで初の投打でピッチクロック違反となってしまった。
そして、「ZIP!」終了の直前、平松アナが「超速報です。対マリナーズ戦は4対3でエンゼルスが勝利しました。大谷選手は今シーズン初勝利です」と嬉しそうに報じた。
(カズキ)