リベンジ消費で景気復活? 谷原章介が語った肌実感

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   5日(2023年4月)の「めざまし8」は「リベンジ消費」に注目。西岡孝洋アナが「脱コロナの新年度、観光地など各地で以前の賑わいが復活です。長蛇の行列には外国人観光客の姿も。専門家によると、リベンジ消費が始まりつつあるというんです。景気はどこまで復活しているのか。混み合う街を総力取材です」と切り出した。

   番組は、原宿、秋葉原、浅草、銀座など東京都内のあちこちを取材。最高気温21度と4月下旬並みの暖かさになった4日の街中は、平日だというのに多くの人でにぎわっていた。おもちゃ屋や家電量販店では爆買いしている外国人の姿もあった。

  • 海外からの観光客の「戻り」が指摘されている(写真はイメージ)
    海外からの観光客の「戻り」が指摘されている(写真はイメージ)
  • 海外からの観光客の「戻り」が指摘されている(写真はイメージ)

国内個人消費は?

   雷門から浅草寺へと続く仲見世通りにある土産店の店主は「(売り上げは)徐々に徐々に(戻ってきている)。7~8割とかになってきて。外国人の方がずいぶん増えてきたので、それは助かっています」と話す。

   明治安田総合研究所・フェローチーフエコノミストの小玉祐一氏はこう期待する。

「観光客の戻り。特に外国からの観光客の戻りが支える形で回復に向かう。リベンジ景気到来か、というところなんですが、もちろん、景気はインバウンド消費だけで決まるものではないので。日本人がどのくらい消費するかというのが1番重要なのですが、幸い賃金は上がってきていますし、個人消費が伸びてくる可能性はありますよね」

   2019年の同月と比べた訪日外国人の数は、22年10月で20.0%、23年2月で56.6%と、わずか数カ月で6割近くにまで復活。小玉氏によると、23年1~3月だけで、約6000億円のインバウンド消費資産額になったという。

   5日から中国本土からの入国者への水際措置が緩和されるということで、さらなる経済効果にも期待が高まっている。

   西岡アナ「谷原さん、最近『リベンジ消費だな』と思った買い物はありました?」

   MCの谷原章介「リベンジというか、子供の進学する学校の制服とかは買っていますが、物価が上がってきているじゃないですか。そうすると、『今は買い時じゃないのかな』と思いつつ、『もっと上がってくるなら今買わなきゃな』って。思案中です」

   小玉氏の見通しでは、年末までに物価高も落ち着き、貯蓄が消費に回る可能性があるそうだ。

(ピノコ)

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