新朝ドラ、初回から「嫌~なおじさん!」(博多大吉) 「らんまん」重い展開にザワつく

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   NHK朝ドラ「らんまん」が4月3日(2023年)にスタートし、初回らしからぬ不穏なラストにツイッターなどがざわついた。(ネタバレあり)

   日本の植物学の父・牧野富太郎(1862~1957)をモデルに、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた植物学者の波乱万丈の物語。主人公の槙野万太郎役を神木隆之介さんが務める。

  • NHKの「らんまん」番組ツイッターより
    NHKの「らんまん」番組ツイッターより
  • NHKの「らんまん」番組ツイッターより

鈴木奈穂子アナも「聞こえるところで、そんなねぇ」

   第1話の舞台は慶応3(1867)年。造り酒屋の槙野家で「甑(こしき)倒し」が行われようとしていた。

   幼い万太郎(森優理斗さん)は好奇心旺盛でいたずら好き、やんちゃですぐに走り出すが、体が弱く走ると熱を出してしまう。この日も甑倒しのために準備されていた菓子を勝手に取って、友達の寛の元へ走っていったが、熱を出して寝込んでしまった。

   宴の席で、槙野家分家の豊治(菅原大吉さん)と紀平(清水伸さん)が、万太郎がいないことについて「ただでさえ酒蔵しきっちゅうががばあ様じゃゆうに、この先あの弱ミソが...」などと笑っていると、万太郎の祖母のタキ(松坂慶子さん)が「分家の分際で何て言うた?もういっぺん言うてみ!」と声を荒げる。

   タキは

「おまんらがいくら案じてくれよったち、所詮分家じゃ!はっきり言うちょく!おまんらがいくら束になろうが、万太郎1人にはかなわん!」

と断言した。

   万太郎が物音で目を覚ますと、豊治と紀平が何やら廊下で話していた。そっと障子を開けた万太郎は、

「万の字はどうせ長うは生きられん。ばあさん、目を背けちゅうだけじゃ」
「いっそ万の字は生まれてこん方がよかったな」

と2人が笑っているのを見てしまったのだった。

   直後の「あさイチ」の朝ドラ受けでは、博多大吉キャスターが「新年度1発目なんで明るく始めようかと思ったら、嫌~な終わり方でしたね。嫌~なおじさん!」と顔をしかめると、鈴木奈穂子キャスターも「聞こえるところで、そんなねぇ」と同調していた。

   ツイッターなどでも

「にこにこで観始めたのに最後ほんとうにいや~~な終わり方してガーーーンとなってしまった 幼少にそんな言葉聞くのつらすぎるだろ...」
「病弱から始まる主人公な上に思った以上に重たい出だしだった」
「『分家は分家!』とか最後の言葉を本人が聞いてたのとか、わりと色々『しんど......』となるスタートだった」

などと話題になっていた。

(TT)

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