舞が「やっと舞いあがった!」 ラストにも回想シーンにも涙が... 「舞いあがれ!」最終回

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   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」3月31日(2023年)の最終回。未来の2027年、舞(福原遥)がいよいよ空飛ぶクルマ「かささぎ」に乗って舞いあがる日がきた。(ネタバレあり)

   最終回はそこはかとなく緊張感があるではないか。スワン号が飛んだときの感動から、また浪速バードマンが集合しての最終回である。学生だったあの頃に比べると、時は流れているが、今もフレッシュな雰囲気がしてなんともよいではないか。

  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
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空飛ぶクルマで...

   細かいところは気にしていられない。本当に最後の最後にやっと舞いあがるのだ。同乗者はばんば(高畑淳子)。このばんばの生き様、背中に憧れて育った舞が、ついに夢を叶える。

   自分のことをはっきりと言えず、熱出して虚弱体質だった舞が、逞しくなったものだ。それはやっぱり、ばんばと五島で暮らした経験が活きているのであろう。そう、ばんばの回想シーンが物語の礎である。

   航空学校編が、どうやって繋がるのかと疑問が最後まで残っていたが、空飛ぶクルマの操縦に繋がってめでたしなのだ。航空学校の仲間たちもみんな東大阪のノーサイドに揃った。柏木学生(目黒蓮)はどの国から帰って来たのだろうか。

   それにしても、このばんば、よく考えたらひ孫までいる大ばあちゃんである。冷静に考えると初飛行の同乗は危険極まりないのかもしれないけど、ここは最終回のキメ所だから視聴者も突っ込まない。感涙のラスト―シーンなのだ。「舞の原点を最初に教えてくれたばんばを乗せるのもいいね...」「ばんば、舞ちゃん、逞しく生きてるよ」「舞のパイロット姿久しぶりやなーー」「やっと舞いあがった!!」など視聴者もネットで「感涙」の反応を示していた。

   浪速バードマンのみんな、そして航空学校の仲間、チーム東大阪、めぐみ(永作博美)と悠人(横山裕)、天国の浩太さん、IWAKURAのネジが搭載された空飛ぶクルマで、舞がついに舞がりました。満足感あふれてみんないい顔している。みんなの夢が叶った最終回、これぞ朝ドラの真骨頂だ。めでたし、めでたし。

(Y・U)

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