保津川下り事故 遺体で発見の船頭は父親も川下り事故で死亡(THE TIME,)

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   京都・保津川下りの転覆事故で行方不明になっていた船頭の関雅有さん(40歳)は、きのう30日(2023年3月)午前11時ころ、事故現場から400メートルほど下流で遺体で発見された。保津川遊船企業組合の豊田和八代表理事は「一生懸命に舵を戻そうとする作業をしていたと聞いております。若いがキャリアは長い、信頼されていた船長だった」と話した。

  • TBSの「THE TIME,」番組サイトより
    TBSの「THE TIME,」番組サイトより
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杉山真也アナ「その関さんの父親も...」

   「その関さんの父親も、川下り中の事故で亡くなっていたことがわかりました」と31日の「THE TIME,」で杉山真也アナが伝えた。父親も保津川下りの船頭で、8年前に川下り事故で亡くなったという。豊田代表理事は「(関さんは)父親想いの子供だったので、(その時は)本当につらい思いをしたということもありました。なぜこのような、親子で、保津川で......ということになったのか、本当になんとも言葉が出てきません」と沈痛な面持ちだ。

   ただ、関さんが着用していた救命胴衣は手動式で、急流に流されヒモが引けなかったのか膨らんでいなかった。また、組合は救助訓練などもこの8年間実施していなかった。国の運輸安全委員会は現場に入り調査を始めた。

(カズキ)

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