「まずはこの動画をご覧ください。みなさんはこれはどうやって撮影したものかわかるでしょうか」と、けさ30日(2023年3月)の「THE TIME,」で司会の安住紳一郎が見せたのは、丸い中に人影が動く映像だった。「実は玄関についているドアスコープ、のぞき窓の外側から特殊なレンズをあてスマートフォンで撮影すると、こういう映像が取れるのだそうです」
「特殊なレンズ」使うと「部屋の中の様子がはっきり...」(ディレクター)
玄関のドアスコープからの盗撮が頻発しているという。先週、茨城県阿見町で、部屋にいた20代の女子大学生をアパート玄関のドアスコープ越しに盗撮した飲食店従業員の容疑者(40歳)が、迷惑防止条例違反で逮捕された。容疑者はドアスコープのレンズを取り外し、その穴にスマホを当てて盗撮していたとみられている。これまでに、少なくとも7回盗撮していた。
また、2020年には新潟県長岡市で、34歳の男が女子大生の部屋を特殊なレンズでのぞいて逮捕・起訴されている。そんなに簡単に盗撮やのぞき見をしたりできるのだろうか。同じようなレンズを使ってディレクターが試してみると、「部屋の中の様子がはっきりわかります」と驚く。
防止策はあるのか。ALSOKによると、内側にカバーを付ける、外しにくいレンズに交換、防犯カメラを取り付けるなどで防げるという。SNSには、ドアの内側にフックを張り付け、そこからのぞき窓を覆うように紙袋などをブル下げる、マグネットを張るなどが紹介されていた。さっそくやった方がよさそう。
(カズキ)