2022年11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった渡辺徹さんのお別れの会が23年3月28日に東京都内で行われ、この日放送の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBCテレビ、TBS系)がその模様を伝えた。
「こんなフランクに...」
午前中に会に参加したというコメンテーターの岡田圭右さん(ますだおかだ)は、渡辺さんと「もう20年以上前やけどレギュラー番組一緒にさせていただいて」といい、それから何度も一緒に食事をしたそうだ。
岡田さん「(渡辺さんは)もうボケるのよ。ボケてボケてもう、外見は俳優さんやけど中身芸人やからね。ずっとツッコんでる食事会で。ある時から後輩の『なすなかにし』をまだ売れてない頃に徹さんに紹介したのよ。表向きはなすなかをセールスしたんやけど、実はなすなかに言うた。『俺は徹さんにツッコむの疲れた。中盤辺りからツッコミお前らに任したぞ』と。そういう部分で芸人さんの友達も多いし、まあいろんなジャンルの友達も多いし。一期一会というか出会いが全てだなという」
鈴木紗理奈さんはデビュー間もない頃に共演経験があったというが、それから何年も経って新幹線で遭遇した時のエピソードを明かした。
鈴木さん「『おお紗理奈元気か?』って気さくに声をかけてくださって。最後に『芸能界何かあったらいつでも連絡してこいよ』って電話番号渡してくださって。こんなフランクにしゃべってくださる方なんやと思って。大先輩なんでこっちが恐縮するはずなんですけど、徹さんの方から声かけていただいて。皆さんにそうだったんだなと思って」
石井亮次アナはCBCに入社して初めてのバラエティー番組の仕事が、渡辺さんが出演する「渡辺さんちの台所」という番組だったといい、「その時もすごいツッコんでくれて、『俺オイシくなった』みたいなことがあって。すごいありがたかったことを今思い出しました」と思い出を語った。
弁護士の菊地幸夫さんも、テレビに出始めた頃に渡辺さんと番組で共演したという。
菊地さん「もちろん存じ上げてはいたんですけれども、私もこういう世界はまだ全然日が浅くて、とてもすごいスターに見えて。にもかかわらずお話はとっても優しくて幅が広くて奥行きがあるような、とても魅力的に感じられたのを覚えてます」
(TT)