大谷もうアリゾナで練習試合、過密スケジュールに「おおあくび」姿も(めざまし8)

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   WBCで14年ぶり3回目の優勝を遂げた「侍ジャパン」のメンバーは、さっそくそれぞれのチームに戻り、開幕戦への準備に向けて始動した。大谷翔平選手(28)も、決勝の舞台だったマイアミから、エンゼルスのキャンプ地アリゾナへ移動し、31日(2023年3月)の地元ロサンゼルスでの開幕戦の先発に備えた。キャンプ地まで大谷を追いかけた「めざまし8」が、きょう27日に伝えた。

  • 大谷翔平選手(2017年撮影)
    大谷翔平選手(2017年撮影)
  • 大谷翔平選手(2017年撮影)

マイナー選手にホームラン打たれたが...

   大谷はWBC優勝からわずか2日後の24日、米国アリゾナ州のキャンプ地にサングラス姿で姿を現した。リュックを持って移動する際には、さすがに寝不足?で「おおあくび」する姿も。25日にはマイナーリーグの試合で調整登板、メジャー開幕に向け再始動した。

   大谷が投球練習を始めると、相手チームの選手がスマホで撮影する姿も。2回にはソロホームランを浴びた。5回途中まで81球を投げ、4安打1失点8奪三振だった。現地の解説者は、「速球はあまり多くなく、変化球に取り組んでいました」。

   その後の会見で、「マイナー選手にホームラン打たれたが」と聞かれ、「まあ、いいスイングする選手たちも、若いですけど多かったので。投げるボールというよりも、ピッチコム(サイン伝達の電子機器)とかクロックの確認をしたかったので。そこはあまり気にせずに、次に臨みたいなと」。「(移動の時差で)睡眠の時間帯がずれているようなだるさみたいなものがあると思うので、あと1週間くらいで十分直ると思う。ここのあと2日くらいが一番大事かな」「エンゼルスで今年まずワールドシリーズに出て、そこで勝ちたいなと。今はそこしか考えていないので、万全な状態でシーズンに臨みたいなと、思っています」。

   球場外でも大谷フィーバーは続いていた。アリゾナのキャンプ地に集まったファンは、「17 OHTANI」のシャツやユニフォーム姿が目立つ。子供を抱いてもう一人の手を引く、金髪キャップのお母さんも、背番号17の真っ赤なユニフォーム姿だ。球場外のショップでは、大谷選手のカードはほとんど売り切れていたが、残っていた「サイン入りカード」は、なんと5万ドル(約650万円)。「世界で5枚しかないんだ」と店主。

   WBCの決勝があったのは、日本時間の22日(水)の午前。大谷は午後に優勝会見をしてそのまま夜の11時ころにキャンプ地のアリゾナへ出発した。24日金の午前3時ころにはエンゼルスに合流。25日土の午前5時ころにはマイナーリーグで調整登板をしていた。26日に移動してきょう27日の午前10時過ぎ(日本時間)にロサンゼルスでドジャースとオープン戦。DHで出場中だ。28,29日とアナハイムでドジャースとの試合(DH出場予定)を続けた後、30日の移動日をはさんで、31日午前11時過ぎ、オークランドで2年連続の開幕投手となる予定だ。

(栄)

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