満開サクラ、雨に泣き笑い 天達予報士「今週も見ごろが続きそうです」

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   週末の土日の都内は雨で、2月並みの寒さになったところも。それでもカッパなどを着てびしょ濡れになりながらも「花見を決行」する姿も見られた。27日(2023年3月)の「めざまし8」は、雨のなかの花見客の「泣き笑い」の表情を追った。

  • 見ごろは今週も続きそう(写真はイメージ)
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カナダからの観光客「雨なんか関係ない」」

   25日の東京・上野公園では、水たまりのできた地面にシートを広げる花見客も。若い女性は「寒いですねえ。もっとごつい上着を着てくればよかったなって思うくらい」。大学時代のサークル仲間を待つ男性は、「雨だし、寒いし。オレはもう建物の中に入りたいけどね」。金曜日は晴れて25℃まで上がったが、土曜には14℃に急降下。それでもシートを敷いて宴会をする人も。「雨天中止にしようという話もあったけれど、私がやるっていって」。別の3人の男性客は「事前に約70人に呼びかけて、朝7時からずっと場所をとっている。傘さしながら飲んでいて3時間半くらいですかね。だれも来なかったですね。この人の少なさで酔いがさめました」。雨がやまないため、1時間後には引き揚げた。

   滋賀県から来た男性は、「仕事が終わって新幹線で米原から前日に東京入りしたので、そのまま帰るのもなんですからね。(桜どうですか?)今言われて、初めて見たわ。わりと散ってますね。桜と一緒に散るくらい、はしゃぐかって。でも、寒いから2,3時間が限度かな。花見気分だけ味わって、切り上げて店に行きます」。

   午後1時過ぎの、目黒川沿い。70代の女性は、「去年来られなかったので、今年こそと思って。もう花も終わりだから、透明の傘を持っていかなければ、と」。品川区では、「お花見クルーズ」の船に満員の客がかっぱを着て乗り込んだ。スマホで川沿いの桜を撮影する人もいたが、「きょうはあきらめよう。(カメラを)もうカバンにしまって」との夫婦も。一方で20代の女性は、「水面に散った花びらが集まっていて、きれいだった」。

   都内では、カナダからの女性観光客が、「どうしてもきょう、この桜の美しさを見たかったの。雨なんか関係ない」。フランスから来た女性は「(日本の桜は)ふだんはこんなに早く咲かない。今年は3月下旬に来たのに、満開の桜を見ることができて、運が良かったです」。

   MCの谷原章介「各地の桜は、いつまでもちそうでしょうか」

   気象予報士の天達武史「この週末の雨と低温がプラスに働いて、成長が少し遅くなった。満開になった桜が、散る気配があまりなくて、今週も見ごろが続きそうです」。

   東京では、きょうの月曜日にお日さまが顔を出すほか、水木金と晴れ間が続き、中でも木金の最高気温は20℃を越えそうだ。都内では、今月いっぱいは見ごろが続きそうだという。

(栄)

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