最後のトラウト三振は「大谷の恩返し」? 風間晋氏がそう捉えた理由

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   きょう23日(2023年3月)は、「めざまし8」もWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)の話題一色。放映権の問題からか、試合映像はほとんど使えないなか、全国各地のファンの一喜一憂などと合わせて伝えた。

   アメリカ・マイアミの球場前からは、菊池大輔ディレクターが、侍ジャパンがセレモニーで着ていた優勝Tシャツと帽子をかぶって生出演した。菊池ディレクターは決勝戦をスタジアムで見たといい、「9回に大谷(翔平)選手がマウンドに上がった瞬間、アメリカ人もみな立ち上がってスマホを構えて、応援せずにはいられないという雰囲気になりました」と伝えると、 MCの谷原章介は「すごい瞬間に立ち会いましたよね。菊池さん、本当にうらやましいよ!」と叫んでいた。

  • 大谷翔平選手(2017年撮影)の「スゴさ」とは
    大谷翔平選手(2017年撮影)の「スゴさ」とは
  • 大谷翔平選手(2017年撮影)の「スゴさ」とは

二刀流の可能性を

   番組がフォーカスしたのは、大谷選手が米エンゼルスでチームメイトのマイク・トラウト選手を三振に打ち取った場面。このシーンは映像も放映した。

   大谷選手は試合後の記者会見で「ツーアウトランナーなしでトラウト選手。これが最高のシナリオじゃないかと思っていた」と語り、トラウト選手は「他の終わり方があったと思うかい?すべての野球ファンが見るのを望んでいた対戦だ。翔平からは何も奪えなかった。とてもつらい夜だったけど僕たちは戻ってくるよ」と勝者をたたえていた。

   トラウト選手が最後に三振した球について、西岡孝洋アナウンサーは「アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNによると、このスライダーの曲がり幅はなんと43センチだったそうです」「トラウト選手は3つ空振りでストライクをとられましたが、日刊スポーツによると、メジャー通算6174打席のうち、3ストライクすべて空振りの三振は24回しかないそうです。シーズンに1回か2回あるかどうかのすごい打席だったということです」とパネルで説明した。

   工藤公康(元ソフトバンク監督)「スライダーで43センチというのは僕は聞いたことがありません。正直、信じられないです」

   風間晋(フジテレビ解説委員)「トラウト選手はメジャーリーガーの中で一番早く大谷選手の力を認めて、『オオタニはすごい』と二刀流の可能性をアメリカ球界に発信してくれた人。そういう意味で今回、大谷選手はトラウト選手を三振にしとめて恩返しをしたと思いますよ」

(キャンディ)

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