ダルビッシュ「だけ」が知る 大谷翔平の本当に凄い「裏の部分」(めざまし8)

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「大谷(翔平)くんの会話が通じるのはぼくだけ」(ダルビッシュ)

   「侍ジャパン」は明日21日(2023年3月)朝8時(日本時間)、WBC準決勝でメキシコと対戦する。米国マイアミでの準決勝・決勝を控え、栗山英樹監督(61)とダルビッシュ有投手(36)が「3大会ぶりの優勝」にかける「秘話」の一部を漏らした。20日の「めざまし8」が伝えた。

  • 大谷翔平選手(2017年撮影)
    大谷翔平選手(2017年撮影)
  • 大谷翔平選手(2017年撮影)

栗山監督「『ダルビッシュ・ジャパン』と言ってもいいくらい...」

   「今回『ダルビッシュ・ジャパン』と言ってもいいくらい、彼がやってくれたことというのは。本当に自分のことはさておいて、チームのためだったり、野球のためだったり、将来のためだったり。今ぼくが多くを語ることではないですけれど、いつか、きちんとお伝えしたいと思うくらい、本当に感謝しています」。16日の記者会見で「侍ジャパン」の栗山監督が語った。

   これまでの「侍ジャパン」の戦いで、精神的な支柱となっているのが日本代表最年長のサンディエゴ・パドレスのダルビッシュだ。約1カ月前に、強化合宿に合流。若手投手らに変化球の握り方などをアドバイス、焼き肉店で決起集会を開くなど、グランド外でも率先してチームの結束を高めてきた。ダルビッシュは、もうひとつの役割を自分に課した。

   野球評論家・高木豊氏のユーチューブ・チャンネルによると、

「大谷くんは自分にすごくよくしゃべってくれる。会話が通じるのが僕だけだから」
「みんなは深いところは分からないので、大谷くんはなぜすごいのかを伝えるのが、僕の役割だと思っている。チェックは全部するようにしてます」
「大谷くんのすごいのは『裏の部分』です。日々の過ごし方、どういうものを食べているか。そこを見なきゃダメなんですよ。でないと、大谷くんには近づけない誰も。大谷くんがどんなトレーニングしているかをちゃんと見て記録しているのは、ぼくくらいですよ。そこがすごいのに、そういうことに気づけない人ばかりなので。ジャンプの仕方見ても、トレーニングの組み立て方もそうだし。栄養の取り方見ても」
「若いときはいま考えてもすごく恥ずかしくなるような言動であったり、いっぱいありましたけれど、アメリカで今の妻と出会ったっていうところは、自分のなかですごく大きかった」

   同投手は2016年に元レスラーの山本聖子さんと再婚、去年8月第5子が誕生した。

「妻と出会って、子どもたちも一緒に育てながら、以前結婚してその子どもたちもいるので、いろいろ後悔しているうちに、今の妻にもいろんなことを教えて頂いてるんですけれど。自分が価値ある人間だって、勘違いしていたのを、そうじゃないと理解してきた」。

   ダルビッシュには、今回のWBC出場を決めるにあたって「葛藤」があった。

「でも、栗山監督がサンディエゴまで来てくださって、いろいろ言葉をいただいた」
「やっぱり家族のことが頭にあった。オフシーズンは『フィフティ・フィフティ』でやっているので、自分が抜けてしまった時の戦力ダウンと、妻の不安とかを天秤にかけた時に、(WBCに)行けないなというのは正直あった」
「その後に、大谷くんもLINEとかで、大谷くんが優勝したいというのがすごく伝わってきたので、僕の中では前向きにさせていった」

   ダルビッシュ投手は、16日の準々決勝イタリア戦では、大谷の後に登板した。マイアミの練習の前には、投手全員が参加するグループLINEに長文の「時差ボケ対策」を送った。

(栄)

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