国会議員から一転、刑事犯罪の容疑者となったガーシー前参院議員(東谷義和・51歳)は、現在滞在しているドバイからさらに逃亡しようと企てているらしい。けさ17日(2023年3月)の「THE TIME,」は、今後の捜査について伝えた。
「念のためお引っ越しをします」
杉山真也アナ「逮捕状の容疑は著名人ら3人に対する常習的脅迫などです。このうち1人の男性に対しては、去年2月から8月にかけて、事業をやめるよう強要した疑いもあります」
去年8月といったら参院選挙後のことで、ガーシー容疑者は当選後も脅迫を続けていたことになる。国会議員として脅迫を行なっていたのなら悪質である。身柄拘束はできるのか。警視庁はガーシーへの「旅券返納命令」を外務省に要請、警察庁を通じて国際手配する方針だ。
しかし、ガーシーはSNSでこううそぶいている。「(逮捕状が出て)これで一生帰国しないことを覚悟できました。この後、念のためお引っ越しをします。引っ越し先は誰にも言わない」。
行方をくらますというのだが、所在が分からなくなればパスポートの返納命令も伝えられなくなってしまう(20日間経過で届いたと見なされる)。逃亡先の国によっては、ガーシーの身柄拘束の要請に応じてくれるとは限らない。
ガーシーの逃げ切りか。「JNNはきのうガーシー容疑者側に取材を申し込みましたが、『一般人なので取材は受けない』としています」(江藤愛アナ)。いや、ガーシーは一般人なんかではない。逮捕状が出ている犯罪容疑者だ。
(カズキ)