「大奥」吉宗(冨永愛)&久通(貫地谷しほり)の「名シーン」 「2人の関係に泣けた」

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   「大奥 八代将軍吉宗・水野祐之進編」(NHK総合)最終回が3月14日(2023年)に放送され、徳川吉宗(冨永愛さん)と側近の加納久通(貫地谷しほりさん)のシーンに涙する視聴者が相次いだ。(ネタバレあり)

   大岡忠相(MEGUMIさん)がとらえた賊のねぐらから見つかったとして、紛失したと思われていた「没日録」が吉宗あてに届く。そこには

「尾張吉通様 紀州の手の者にかかりしかという噂」「紀州の加納久通殿 天英院様へ御礼に参ず 家継公ご薨去のすぐ後」

などと書かれていた。

  • 「泣けた」と評判に(写真はイメージ)
    「泣けた」と評判に(写真はイメージ)
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「辛かったであろう、久通」

   杉下(風間俊介さん)が亡くなり、久通も最後の出仕となったある日、吉宗は久通に

「私はまこと運の強い女子(おなご)であった。4人の女子の死がなければ、私は将軍はおろか、紀州家の主にもなれなかったからじゃ」

と切り出し、「私と跡目を争っておった、尾張の吉通様を亡き者にしたのはそなたなのか?」とたずねる。

   久通はまっすぐに吉宗を見て「はい。私でございます。尾張の徳川吉通様を殺しましたのは私にございます」と答え、家継は病弱のため久通が手を下さずに亡くなったこと、吉宗の姉2人を毒殺したこと、そして「上様にまとわりつく何かと暗い噂を存じておるかもしれぬ」として、「没日録」を執筆していた村瀬正資(石橋蓮司さん)を御庭番に命じて殺したことを告白した。

   久通は正資の暗殺について、

「最後は上様のためではござりませぬ。見ていたかったのでございます。信様が将軍の座につかれ、この国を導いていくお姿を」

と明かし、吉宗に

「いつでもお手討ちになる覚悟で今日まで生きてまいりました。どの道この冬は越せぬと言われております」

と頭を下げた。

   久通の話を黙って聞いていた吉宗は、「辛かったであろう、久通。今までずっと、1人で背負っていてくれたのじゃな」と涙する。久通は驚いたような表情の後、「一炊の夢を見させていただきました。良き夢にございました。お信様、まこと、ありがとうございました」と深く頭を下げ、2人で泣いたのだった。

   ツイッターなどでは

「吉宗様と久通のあのシーン心待ちにしていました...もう感無量すぎて涙止まらなかった素晴らしすぎた...」
「全部背負って地獄にいくつもりだった久通を受け止める吉宗の器と2人の関係に泣けた」
「久通の覚悟と真実を知って涙を流す吉宗公本当に良かった、名シーンです」

と、涙の反応が相次いだ。

(TT)

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