「エブエブ」が7冠 軽部真一の米アカデミー賞予想は当たった?

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   「『エブエブ』、アカデミー賞を席巻。映画の祭典・アカデミー賞授賞式が行われ、中国系移民の女性が、ひょんなことからカンフーで家族と世界を救う姿を描いた『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、通称『エブエブ』が作品賞など7冠に輝きました」と、3月14日(2023年)の「めざましテレビ」(フジテレビ系)で軽部真一キャスターが切り出した。

   主演女優賞も「エブエブ」のミシェル・ヨーさんが受賞。史上初のアジア系女優の主演賞獲得となった。60歳のミシェルさんは「女性の皆さん、全盛期を過ぎたなんて誰にも言わせないようにしましょう。絶対に諦めないで」と、力強いスピーチで会場を沸かせた。

  • フジテレビの「めざましテレビ」番組サイトより
    フジテレビの「めざましテレビ」番組サイトより
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「当たり」を示す赤い花が...

   映画パーソナリティーの伊藤さとりさんは、「エブエブ」が評価された理由についてこう語った。

「アジア人の移民の女性が主人公。なかなかスポットライトを浴びづらい主人公がヒーローになっていく物語なわけです。今までは白人の男性の審査員が多いと言われていたが、それを少しずつ変えていった。白人だけではなく、私たちアジア系だったり、色んな国の審査員が入っていることが受賞の大きな要因。映画は多様性を持っていて、様々な人種の人たちが作り上げているっていうことを示す大チャンスになった」

番組は、中島健人さん(Sexy Zone)が現地からリポートした、レッドカーペットの華やかな様子も伝えた。

   インタビュー争奪戦が繰り広げられる中、中島さんは流暢な英語で、ニコール・キッドマンさんや『エルヴィス』で伝説的なロック歌手を演じたオースティン・バトラーさんに果敢に質問していた。

   井上清華アナ「『エブエブ』は主要な賞を含んだ7冠で本当にすごいですし、アジア系俳優の受賞ということで、偉大なアカデミー賞が近くに感じられます」

   さて、アカデミー賞授賞式に向け、番組内で中島さんや伊藤さんと共に受賞作や受賞俳優の予想をしてきた軽部キャスター。結果は?

   軽部キャスターの欄だけ、「当たり」を示す赤い花が1つも付いていないボードがスクリーンに表示されると...。

   軽部キャスター「ご覧ください。わたくしのところだけ全く花が付いていない寂しい選挙事務所のような感じになっています。いやあ、でもね、『エブエブ』は予想以上ですよね。10部門のうち7部門ってことは70%の確率。本当にすごかったな」

(ピノコ)

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