「スッキリ」恒例の阿部祐二リポーターによる「勝手に開花発表」。靖国神社の標本木に5~6輪の花が確認できれば、正式な開花発表となるということで、きのう(2023年3月13日)も生中継でリポートを行った。
音声トラブルを乗り越え、5輪の花を数えて回り、「開花発表!」と宣言した阿部リポーター。
「開花発表」ならずの後に...
しかし、その後訪れた気象台の担当者の判断は「確認できたのは4輪。きょうの開花発表はありません」。
納得がいかない阿部リポーターは「開き方が甘いっていうのはどのくらい甘いのですか?」「4.5ってこと?もう1回見ている間に開くかも知れない」と迫るが、残念ながら正式な開花発表にはならなかった。
気象庁によると、幹や根から咲いた桜は「胴咲き」と呼ばれ、開花の対象には選ばれないのだというが、阿部リポーターは胴咲きの桜もカウントしてしまっていたのだ。
ということで、14日も靖国神社にやってきた阿部リポーター。「申し訳なかったですね。プライベート開花発表になっちゃいました」と前日のフライングについて謝罪する阿部リポーターに、スタジオの司会の加藤浩次は「いや、いいよいいよ!」と笑いながら返した。
阿部リポーター「ただね、近くにフジテレビの天達(武史)さん(気象予報士)がいましてね。暖かい言葉を僕にかけてくれたんです。『人によって見方は違うんだ。東京管区気象台の人も、くる人によって見方が違うんだ』と。天達さんも『僕も開花発表だと思うよ』と言ってくれた。僕はすごく嬉しかったですね」
このほっこり交流エピソードに、スタジオは笑いに包まれた。
この後、標本木の周りを回りながら、5輪は確実に開いていることを確認した阿部リポーター。たくさんのファンに囲まれ、改めて「これが本当の...開花発表!」と宣言した。
最後は、「桜散り スッキリ閉じる 弥生には 無情観よ せまりくるかな」と自作の歌で締めた阿部リポーター。「桜が散る頃には『スッキリ』は終わります。やっぱり生まれてくるものには死があり、始まったものには終わりがくる。それが迫ってくるかなと」と解説した。
加藤「良かったですね、最後。阿部さん!」
阿部リポーター「みなさんにも応援していただいて満足な桜の中継ができました」
(ピノコ)