佐々木朗希投手「チェコへのお詫びの菓子」が「紳士的」と話題(めざまし8)

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   WBCのチェコ戦で、相手打者に時速162キロのデッドボールをぶつけた佐々木朗希選手(ロッテ)が後日、相手チームを訪ね「お詫びのチョコ」を送った。14日(2023年3月)の「めざまし8」は、そんな「侍ジャパン番外編」を特集した。

   ロッテの公式ツイッターが、「令和の怪物」の「試合後の行動」を紹介した。佐々木選手との写真に笑顔で並んだ、チェコのエスカラ選手の手には大きなお菓子入りのビニール袋。ツイッターでは「お詫びに(自分で買った)ロッテのお菓子をもって行きました」。11日のチェコ戦では、先発の佐々木投手の球が4回表、エスカラ選手の左足を直撃した。佐々木選手はマウンドを降りる時、エスカラ選手に帽子をとり、一礼。紳士的な対応が話題となった。

  • WBC「番外編」の話題も(写真はイメージ)
    WBC「番外編」の話題も(写真はイメージ)
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谷原章介「お互いの気遣い、大事ですよね」

   チェコのハジム監督は13日、「佐々木投手の暖かい心遣いに、ものすごくエネルギーを与えてもらいました。今まで以上に佐々木投手のファンになりました」。

   MCの谷原章介「起きてしまったこと。お互いの気遣い、大事ですよね」。

   12日のオーストラリア戦では、1回表に3ラン本塁打した大谷選手のボールを、多くのファンがみんなで回しながら記念撮影をしていた。メジャーリーグの公式サイトによると、大谷の記念すべきWBC第1号ホームランボールはこの後、これをとった女性の下に戻されたという。「幼稚園のころに習った、分かち合うという技術、をファンが披露した」と、同サイトは称賛している。

   今回のWBCをケガで辞退した鈴木誠也選手(シカゴ・カブス)は、これまで14打数2安打と不調に苦しむ村上宗隆選手に「愛あるモノマネ・いじり動画」を投稿しエールを送った。村上選手の公式インスタグラムによると、日の当たる芝生の庭でショートパンツ姿の背番号51が、左打者姿でバットをクネクネ揺らしている。背景の音楽に載せて「ムラカミ、ムラカミ」と一斉コール。背番号の上のネームを見ると「SUZUKI」。頭を揺らしながらバッターボックスに立つも、空振り。背中を丸めながら座って、小さくペッパーミルパフォーマンス。最後に「顔を上げてがんばれ」とひと言。これに対して、村上選手は「すごく元気出ました。また16日から頑張ります。#そろそろ打てや村上って言ってください」。

   一方で、準々決勝で日本と対戦することになったイタリアチームで話題になっているのが、12日のオランダ戦で6回に登板したジョセフ・ラソーサ投手だ。無死満塁のピンチでマウンドに上がった同投手は、無失点に抑えたが、最後の打者を三振にとると、雄たけびを上げながら両ヒジをバンバンと鳴らし、帽子をとって天を仰いだ。これにとどまらずマウンドを降りながら、ゴリラの動きのように何度も手で胸をたたき、迎えたチームの選手と何人も、飛び上がって身体をぶつけ合った。SNSでは「イタリアの情熱的な表現力だ」。イタリアはこの試合で、格上のオランダを7-1で破り、準々決勝進出を決めた。

(栄)

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