「マスクの着用について政府は、きのう(2023年3月12日)までは屋内で着用するよう推奨していたのですが、きょうからは屋内・屋外問わず、個人の判断に委ねることを基本にするということです。では、今朝出勤した方々はどうだったのか、調査しました」と森圭介アナが13日の「スッキリ」で切り出した。
阿部祐二リポーターは東京・四ツ谷駅前に立ち、こう報告した。
「マスクをしていない人を探すのが大変」
「私は朝から取材しているのですが、四ツ谷駅も新橋駅の状況と全く変わらない。マスクをしていない人を探すのが大変なんです。『まだマスクするのですか?』と伺ったところ、ある方は『もうマスクは離せない』と。『やはりまだ新型コロナウイルスが終息したわけではないし、花粉症もある』と。電車の中で1人マスクをしていない人が座っていたら、みなさん、『お!』って感じでリアクションするんですって」
司会の加藤浩次「現状はこういう状況だということです」
石田健(「The HEADLINE」編集長)「例えば、うちの会社はメンバーが若い。高齢者と若い世代ではリスクが変わってくるので、若い人が多い会社は外してもいいよねとか。接客をするなど、不特定多数の人に会うこともないので、そういう場合も外していいよねとか。会社の中で確認し合って進めていくのが大前提。そのうえで、満員電車の中とか、またちょっとインフルエンザが増えてきたといった場合は柔軟に変えていけばいいと思う」
加藤「3年間で我々もある程度知識を付けてきた。外したい人は外すというのは個人の判断で僕は全然いいと思っている。(感染者が)増えてきたらまたつける。状況を見極めていけばいいと思う」
石田「まだ政府に決めてほしいとか、自治体に決めて欲しいってなると、当然、判断が遅くなる。きのう、きょう、あるいは来週に『あ、状況変わったな』とすぐ判断するための個人判断。そこをしっかり認識して行動していくが大事」
杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「電車の中にマスクされていない方に対して周りのリアクションがって話がありましたが、そういうリアクションはどうなんだろう?尊重するということが大事」
加藤「マスクしてなくてもしゃべってなければ(飛沫が)飛ばないわけですからね。そこの知識ですよね」
日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は、番組の取材に対し、「これからはメリハリのある、効果的な、飾りではないマスク着用をしていただきたい。つまり、コロナ前と同じような位置づけにすればよいのではないか」と話していたという。
(ピノコ)