WBCに3度出場し、今シーズンから独立リーグ大分B-リングスでプレーする内川聖一選手が13日(2023年3月)の「スッキリ」に出演。WBCで準々決勝進出を決めた侍ジャパンのプレーについて解説した。
司会の加藤浩次「振り返ってみると、8対1(中国戦)、13対4(韓国戦)、10対2(チェコ戦)、7対1(オーストラリア戦)。もう完勝で4連勝ということですね」
加藤浩次「こういうのがあると...」
内川選手「出だしはちょっと心配するところもありましたが、逆転してからは真の侍ジャパンの力を存分に発揮してくれた4試合ですね」
加藤「内川さん、きょうはいいとこしか言わないでもらえますか?」
内川選手は、侍ジャパンの「いいとこ」についてこう語った。
「まず、チームに勢いが出ましたよね。その勢いを作ったのは、僕はヌートバー選手だと思うんです。彼の全力プレー。全力でやるだけでなく、打った後の走塁でもそうなんですけど、次の塁を狙ってアグレッシブに動き回る。これがチームにすごく良い影響を与えていると思います。彼がやっていることを見て、『よし、俺たちも続くぞ』って、背中を見ているだけで元気になるようなパワーを持った選手です」
番組はヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスにも注目。「身を粉にして働く」「粘り強く」などの意味が込められているというが、侍ジャパンの選手たちにもこのパフォーマンスがすっかり浸透しているようだ。
加藤「日本代表のサッカーの時に長友選手が『ブラボー!』って言ってましたけど、『ブラボー!』とかこういうの(ペッパーミルをひくジェスチャー)があると、世の中が盛り上がるんだよね」
内川選手「名前が挙がった当初は、みんな『どういう選手なんだろう?』っていうのが先だったと思う。でも、こういう化学反応を起こせる選手だということを栗山監督も分かった上で呼んでいると思いますけど、そこまでの調査であったり、彼を見抜く力がすごい」
スタジオでは、大谷翔平選手がオーストラリア戦の第1打席で放ったホームランについても話題に。
加藤「あれ、1番気持ちいいやつじゃないですか?打った瞬間に自分もホームランだと分かって1歩も歩かない」
内川選手「絵になりますよね。打った後に打球を見ている姿さえも、彼の一部というか。もう、漫画というか」
次のイタリア戦では、大谷選手が先発してダルビッシュ選手が中継ぎに入る可能性もあるといい、内川選手は「僕らからしてもワクワクが止まらない」と話していた。
(ピノコ)