マスクはずす人、まだ着ける人、それぞれの言い分 「もうやっと!」の声も(めざまし8)

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   13日(2023年3月)から、マスクの着用が「個人の判断」となった。「めざまし8」のスタジオでも、MCの谷原章介と永島優美アナを隔てていたアクリル板が撤去され、永島アナは「谷原さんの顔がよく見える」。ただ、番組中に実施した約6万人の視聴者へのアンケートでは、46%は(今後もマスクは)「外さない」。42%が「状況で判断」、「外す」は12%にとどまった。果たして「3年間のマスク生活」は現実に、終わるのか?

   東京・上野公園の大寒桜は見ごろを迎えている。上野公園は朝8時過ぎには既に気温が17度あり、園内の一部では、この日から4年ぶりに花見の宴会が解禁となる(夜8時まで)。

  • マスク生活はどう変わる?
    マスク生活はどう変わる?
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谷原章介「なじんじゃいました」

   朝6時ころの東京・大井町駅では、ほとんどの乗客はマスクをしていた。マスクをしていない人は数える程度。高齢の男性は「あくまで本人の意思だから。公共機関では着用した方がいいかなと思います。電車に乗っていても、マスクをしていないだけで、周りから白い目で見られることがあるので」

   きょうの午前零時過ぎ。東京・渋谷駅前では、マスクなしの若者の姿が目立った。新宿駅前では、20代の金髪男性が「もうやっと!(この日を)もう何年待ったかってぐらい待ってました。(前日午後11時)55分くらいから息苦しくてはずしました。胸を張って外せるのはうれしいです」。別の20代男性は「人が多いところでは気をつけようかな」「ずっとマスクは持ってますね」。一方でマスクをしたままの20代女性は「人ごみの中では心配なので、インフルエンザもはやっているし、感染症が流行っているうちは着けていきたい」。

   タクシーの運転手は「鼻ぐじゅぐじゅやってた人が、マスク外しちゃったら不安だよね」。

   墨田区のスポーツジムでは12日、「マスク着用のお願い」ポスターがはがされた。「個人の判断に委ねます」「他の会員様に強要することがないようお願いいたします」とのポスターへ。日本橋馬喰長の居酒屋では11日、白髪の店長が慣れない手つきで、「個人の自由かな?ハンダンに」とパソコンを打ち、新たな張り紙を作っていた。「当店としてはうれしい限りです。制約がなくなるの。今まで縛られてきましたから。本当にうれしいです」。

   新大久保の化粧品店では、卒業式を控えた中学3年(15)女子4人が、「卒業式は外さないといけない。(高校始まったら)外します」。ファンデーションを購入し、「4月からは積極的に顔を見せていきたい」。「(高校生活は)めっちゃ楽しみ」

   一方で、美容クリニックでは、これまでマスクで隠れていた「鼻が大きくなった」との相談が増えている。美容外科の医師によると、「老化によって鼻は大きくなる」「軟骨と軟骨をつなぎとめているじん帯が、加齢性変化によって伸びることによって、鼻が下垂します」。

   MCの谷原は「ぼくもマスクは全然好きじゃなかったんですが、なじんじゃいました」。

(栄)

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