きょう13日(2023年3月)からコロナ対策のマスク着用が個人の判断にゆだねられる。「通勤通学はどうなるのでしょうか」と、モーニングショー司会の羽鳥慎一が東京のJR四ツ谷駅前にいる岡安弥生リポーターに中継をつないだ。
「僕は顔がはれるほど花粉症なんで...」
午前8時07分の四ツ谷駅周辺では「マスクを外した人が増えた印象はありません。していない人がチラホラの状況です」という。東京駅行きの中央線ホームは、まだ着用している人が多かった。改札を出てからマスクを下にずりさげて歩く姿もあった。
渋谷駅にいた20代の事務職女性は「私はつけたままでいます。オフィスではまだつけるように義務づけられています」、30代営業職の男性は「会社の指示があればつけますが、なければとくにつけるつもりはない」と話した。
羽田空港では飛沫を防ぐパーティションを撤去、マスク着用を求めるポスターも貼り換えた。葛飾区のスーパー店長は、着用お願いの貼り紙をやめ「平熱以下のご入店協力をお願いする形にします」という。客と接する従業員は着用をつづけるそうだ。
JR東日本は、すべての時間帯で着用を求めず個人判断にまかせ、乗務員や駅員は着用する。ほとんどの路線バスは「混雑時に政府が着用を奨励していることを周知する」(日本バス協会ガイドライン)という。
モーニングショーのスタジオは、コメンテーターの間を仕切ったパーティションをまだ立てている。
石原良純(タレント)「僕は顔がはれるほど花粉症なんでマスクしますけど、個人判断でいいのではないか。つけなれちゃっているから、どのタイミングで外すか迷うかもしれませんね」
山口真由(ニューヨーク州弁護士)「国民性として個人判断は得意じゃないんですよ。この機会に自分で考えるのもいいかなという気もします」
(あっちゃん)