女子大生殺害事件、「タリウム」はどこから? 加藤浩次が気になったポイント

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   「加藤さん、劇物のタリウムで殺人です」と阿部祐二リポーターが切り出した。6日(2023年3月)の「スッキリ」は、立命館大学3年の女子大学生の不審死について伝えた。

   阿部リポーター「京都で、21歳の女子大学生に毒性の強いタリウムを摂取させ、殺害したとして37歳の男が逮捕されました。『スッキリ』は今回、逮捕の3日ほど前に容疑者と会ったという知人から話を聞くことができました」

  • 事件の背景は…(写真はイメージ)
    事件の背景は…(写真はイメージ)
  • 事件の背景は…(写真はイメージ)

「事件の解明が1番大事ですが...」

   殺人容疑で逮捕されたのは、京都市内に住む自営業の男。知人女性はその人となりについて「お金はあるけど、かっこいいわけではない。派手な様子でもない。写真のまんま普通のお兄さんていう感じ。ベンツに乗っていて身なりもきれい」。また知人女性によると、容疑者はイベント企画のほか、父親から受け継いだ不動産業も行っているという。

   事件が起きたのは去年(2022年)10月。容疑者と女子大学生は、京都市内の飲食店で酒を飲み、その後一緒に女子大学生が1人暮らしする自宅マンションに移動。室内で飲食中に女子大学生の体調が急変し、病院に搬送されたが、意識不明の重体となり、3日後に死亡したという。尿などからタリウムが検出され、死因は「タリウム中毒による呼吸器不全」だったということだ。

   タリウムとはどのような物なのか。法科学研究センターの雨宮正欣所長は「毒性は結構強い。致死量的には、成人男性で約1グラム程度。無味無臭という特徴がありまして、色んなものに混ぜてもなかなか気づかないという危険性もあります」と説明。

   タリウムは厳重に管理され、一般人が簡単には入手できないというが...。雨宮氏はこの点について1つの可能性を指摘する。

「不動産の管理をしている人だから、空き家でネズミが出て困るので殺鼠(さっそ)剤を持っていたということは十分に考えられます。現在市販されている殺鼠剤にはもうタリウムは使われていないのですが、以前は使われていましたから、在庫が残っていて使った可能性もあります」

   容疑者は逮捕前、「身に覚えがない」と話し、逮捕後は黙秘しているという。

   司会の加藤浩次「事件の解明が1番大事ですが、その中でのタリウムがどこから手に入ったのか。何年くらい前の殺鼠剤に入っている可能性があるんですか?」

   阿部リポーター「10年ほど前から使用されていないので、あるとしたらそれより前」

   2人が交際していたのかどうかも含め、不明点の多いこの事件。コメンテーター陣もタリウム以外についてはコメントしにくい様子だった。

(ピノコ)

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