俳優の森崎博之さんが3月3日(2023年3月)の「あさイチ」(NHK総合)に生出演した。北海道出身の大泉洋さん、安田顕さん、戸次重幸さん、音尾琢真さんが所属する人気演劇ユニット「TEAM NACS」では、個性豊かなメンバーを束ね、「リーダー」という愛称で親しまれている。
VTRで登場した大泉さんは、森崎さんについて「職業、リーダー。職業、乾杯。乾杯って言えばリーダー」と説明。
博多大吉「職業リーダーは分かるんですが...」
博多大吉「職業リーダーは分かるんですが、乾杯ってなんですか?」
森崎さん「(笑)昔から『乾杯はリーダー、お願いします』みたいな感じで。もてはやすんですよ!そこだけはリーダーを立ててくれる」
リーダーの役割については「あまりまとめたことなくて。まとまるわけないんですよ、あいつらが。僕のリーダーとしての役割は、乾杯の音頭と、スタッフとかが結婚する時にご祝儀を集めること。あとは忘れ物チェックですね」。
「TEAM NACS」結成は1996年。北海学園大学の演劇研究会に所属していた5人が、森崎さんが卒業する間際に作ったものだという。
森崎さん「最後に仲良し5人組でお芝居を1回やろうよと。最後の最後に5人でやった。『旗揚げ解散公演』と銘打って。『TEAM NACS』という劇団名を作って、『TEAM NACSがついに解散します!』ってうたったんです。だから僕ら1回解散しているんです」
その後、東京で就職して演劇とは縁を切ろうとしたというが...。
森崎さん「『お前らとは一切連絡取らない。だって後ろ髪引かれるの嫌だから』って。きっぱり足を洗ったつもりが、ものすごい勝手にずっと引かれてて。前髪も引かれるような気持ちで。全部引かれちゃって、全部」
華丸「(笑)一応、東京には来たんですよね。どれくらい?」
森崎さん「頑張って頑張って、1年で辞めました」
「TEAM NACS」再結成後、観客動員は驚異の右肩上がり。1997年には1200人だったものが1999年には7000人にまでなったそうだ。
森崎さんはそのころを「演劇じゃ、なかなか札幌で食っていくのは難しいから、やっぱりまずはたくさんの人に見てもらわなきゃいけないということで、僕先頭で連中を無理やりけん引して。その時が、僕、唯一リーダーぽかった」と振り返る。
北海道で農業番組のMCを15年続けているという森崎さん。農業エンターテインメント「アグリマンショー」も話題を呼んでいるが、子どもの野菜嫌いを直すには?
森崎さん「最高の方法は『つまみ食い大作戦』。やっぱりハンバーグとご飯とお味噌汁とレタスのもりっとしたものが並んでいると、なかなかレタスは食べてくれない。だから、レタスは先に『ご飯前だけど、ちょっと食べてみる?』って。いたずらする気分で」
このアイディアに、鈴木奈穂子アナは「ああ、いいですねー。そっかそっかぁ」とうなずいていた。
(ピノコ)