「相棒 season21」(テレビ朝日系)第19話が3月1日(2023年)に放送され、シリーズの終幕を予感させるような演出に、ツイッターなどでファンらが騒然となった。(ネタバレあり)
奥多摩の山中で爆発音か銃声のような大きな音がしたということで、杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)が調べに行くことに。そこで監禁されてしまった2人は何とか逃げ出し、二手に別れて山を下った。
「神戸」「享」「冠城」に出会う
右京が木に結び付けられた青い布をたどって山を下りていると、「どちら様でしょう?ここ、私の別荘の敷地なんですが」と男(古河耕史さん)が声をかけてくる。
右京は男の別荘に招かれた後、道を教えてもらって再び山を下りることに。別れ際、男が「短い時間でしたが、ご縁でした。実はあなた、どことなく前の上司に似てると思ってました」として、右京の名前を聞く。右京が「杉下です」と名乗ると、男は「神戸(かんべ)といいます」と返した。「2代目相棒」の神戸尊(及川光博さん)と同じ苗字に、右京は「おや」と反応していた。
下山した右京はバス停で1人の男(鳥居功太郎さん)と出会う。別れ際に「何さんでしたっけ?」と聞かれた右京が名乗ると、男は「俺、享(とおる)です」と返した。今度は「3代目相棒」の甲斐享(成宮寛貴=当時=さん)と同じ名前で、右京ははっとしたような表情になった。
再び山中に戻った右京は、御堂を調べている最中に1人の男(石田佳央さん)に遭遇。「どちら様でしょう?」と聞くと「人に名前を聞くならまず自分から名乗るのが礼儀でしょ」と返され、右京はフルネームを教えた。改めて右京が名前を聞くと、男は「冠城(かぶらぎ)です」と名乗った。「4代目相棒」冠城亘(反町隆史さん)と同じ苗字に、右京は「おやおや」と驚いていた。
男が「さっき、何か俺の名前で反応してましたけど」と聞くと、右京は「偶然、前の同僚と同じ名前だったものですから」と明かす。男は「実は俺も、あなたと話してて、なぜか前の上司のことを思い出してたんです。長く一緒にいましてね」と笑っていた。
右京の歴代の相棒の名前が勢ぞろいした後、次週放送の最終回前篇の予告で、小野田公顕(岸部一徳さん)の遺骨が盗まれるという内容と、久々に再会し抱き合う薫と米沢守(六角精児さん)、右京、薫について歩く尊の映像が流れた。
「相棒」シリーズの重要な歴史のおさらいのような演出が続いていることで、ツイッターなどでは
「相棒終わるの...?こんなに部下の名前と同じ人と会うなんておかしいし右京さんが反応してるのもおかしいよ」 「歴代相棒の名前が出てくるし最終回は神戸くんでるし官房長の遺骨でるしまじで亀山くんシーズンで相棒終わらせるのかなぁ、なんかそんな感じしない?」 「来週は米沢守に神戸尊も出るやん...しかも今日の登場人物達の名前もさぁ...まさか相棒も終わるとか言わんよね...」
と、ファンらがざわついていた。
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