「舞いあがれ!」兄・悠人の態度は相変わらずだが... 「家族に感謝」は伝わった場面

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   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」3月2日(2023年)放送回。舞(福原遥)と新聞記者の御園(山口紗弥加)がタッグを組んで、東大阪の町工場の存続危機を救うべく新しいビジネスを始めるという構想。御園が舞を応援するような形ではじまったこの話だが、どうなっていくのか。(ネタバレあり)

   IWAKURAの社長、母のめぐみ(永作博美)は真っ向から反対はしないだろうけど、視聴者も一緒に舞が起業なんて、心配なのである。

  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
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「忙しいんやて」と言いつつ...

   そこで頼は悠人兄ちゃん(横山裕)である。巨額の損失を出して一度は失墜した悠人兄。態度は相変わらずだが投資家として正しく進んでいる様子。心配する母に対して「俺やで」とは、ただでは起きぬという悠人らしさか。母が舞の起業に対して兄悠人を巻き込むのは当然、ここは舞の考えるビジネスに対して、成功の見込みを判断してもらいたいものだ。

   「忙しいんやて」とめぐみに返事をしたものの、大事な妹のことは気になるんだよね、家族会議にちゃんと同席した兄。自分がピンチの時も、助けてくれたのは家族だった。家族に対して感謝の気持ちがあることだけは伝わった。

   舞の起業問題会議には貴司(赤楚衛二)も参加。全員揃っての重大会議だ。でも皆が舞を応援する気持ちがあるからこうやって集まったのだよ。なんとか事業計画が突破してほしいと願う。兄・悠人のジャッジにかかってくるようだ。「悠人さん、前よりは柔らかくなったけど、家族の前ではあの優しい顔、見せてないんだよな~」「俺は忙しいねんいうてる側から家族会議に駆り出されてた(笑)」「やはり悠人は舞が大好きなんだよね」など悠人の家族愛への声が集まった。

   そして兄の厳しい表情からのひとこと、どうやって利益出すのだと。当たり前といえばそうである。夢を語るだけでは食べていけない。しかも舞が考えているのは、東大阪をあげての一大事業、確実な利益が見込まれなければ成立しない。兄・悠人の助言が気になるが、舞のためにも、東大阪のためにも真剣に事業計画を見極めてほしい。

(Y・U)

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