「女神(テミス)の教室」学生役の5人 今後のドラマ界をけん引する予感

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   「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ系)。これまでにも、堺雅人主演「リーガル・ハイ」や木村拓哉主演「HERO」、松本潤主演「99.9-刑事専門弁護士」、記憶に新しいところでは、昨年の「石子と羽男-そんなコトで訴えます?」など、数々の弁護士ドラマがあったが、ロースクールをテーマにしたドラマはなかったように思うので新鮮味がある。が、実際のロースクールがどんなところかわからないので、リアルかどうかはわからない。もっと殺伐としているかと思ったがそうではないようで......。

  • 法律知識も…(写真はイメージ)
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北川景子が主人公・柊木雫を演じる

   北川景子演じる主人公の柊木雫は、ロースクールに派遣された裁判官。12年ぶりの母校で、司法試験合格という目先のゴールのための授業ではなく、法曹界の未来をよくするために『人を知るための』授業を始め、最初はそんな柊木を疎んじていた学生たちが、徐々に変わっていく、というストーリー。

   柊木の話し方のせいか、実務演習に「ごっこ」感が出ていて、全体的に幼く感じるのはどうしたものか、と。北川には小学校の先生のほうが似合っている気がする。

   が、青春ドラマとしてみれば、なかなかよく出来ていて、特に柊木が担当する5人、優等生の照井雪乃役・南沙良、リーダー的存在の真中信太郎役・高橋文哉、苦学生の水沢拓磨役・前田拳太郎、弁護士の親に言われるまま自主性のない天野向日葵役・河村花が、それぞれに個性があって、自然体の演技で好感がもてる。彼らがこの先、日本のドラマ界を牽引していくのでは、と思いながら見ている。河村花は最初の頃、ずっと森七菜だと思って見ていたが、回が進むにつれ、ちゃんと別人だと認識できた。今後が楽しみな若手俳優を楽しむドラマ、おまけで、法律の知識も身に付きます。

(大熊猫)

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