加藤浩次「親、難しくないですか?」 プログラミング能力開発と子どもに「ゲームもうダメ」の関係

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   27日(2023年2月)の「スッキリ」は、小学生のナンバー1プログラマーを決める「Tech Kids Grand Prix 2022」に注目。小学生が自らプログラミングしたアプリやゲームを出品する大会で、作品に込めた思い、アイデアやクリエイティブさ、そしてプレゼンテーションの審査の対象になるという。

   過去最多となる5000人以上の応募があったといいう今大会。予選を勝ち抜いた10人の小学生が決勝の舞台に立った。

  • 「ここを伸ばすためにはゲームいっぱいやった方がいい」の声も(写真はイメージ)
    「ここを伸ばすためにはゲームいっぱいやった方がいい」の声も(写真はイメージ)
  • 「ここを伸ばすためにはゲームいっぱいやった方がいい」の声も(写真はイメージ)

「技術もあると思うけど、基本は発想力ですね」

   例えば、長野県の小学6年生、中沢柊葉さんの作品は、AIが人間の能力を超えると言われている2045年ごろの世界を舞台にした、1人称視点のホラーテイストのゲーム。また、東京都の小学5年生、小林都央さんが作ったのは、「文章の書き出し作成アプリ」。読書感想文やラブレターなどのカテゴリーと、1人称を選択するだけで文章の書き出しをAIが考えてくれるんだそう。

   小学生ナンバー1プログラマーの栄誉を勝ち取ったのは、埼玉県の小学6年生、山本匡一郎さん。「ほしをめぐるぼうけん」と題した、プレーヤーが何もしないと戦い始めてしまうキャラクター達を制限時間内にアイテムを使って「戦わせないようにする」ゲームを作った。

   2020年から小学校、21年から中学校で義務教育化されているプログラミングは、子どもたちの成長に良い影響があるそう。プログラミングに詳しい中央大学の岡嶋裕史教授は「論意的思考力、全体をマネジメントする力、コミュニケーションの力...。コンピューターの技術的な部分とかは短いサイクルでくるくる変わってしまうが、育まれた『物を考える力』は一生もの」と話していた。

   司会の加藤浩次は「いやあ、すごいね。こうして見てみると、プログラミングの技術もあると思うけど、基本は発想力ですね。『戦わせないゲーム』って真逆の発想ができたのがすごい」と感心していたが、ふと「親、難しくないですか?」と腕組みをして考え込んだ。

   加藤「『もうゲームやめなさい!』って親もいるけど、ここを伸ばすためにはゲームいっぱいやった方がいいし、スマホもパソコンも与えた方がいいっていう」

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「難しい~。ついつい『1時間ね!』とか言いたくなっちゃう」

   加藤「プログラミングの芽をつぶしている可能性がありますよ!」

(ピノコ)

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