舞(福原遥)が市役所職員や「なにわバードマン」OB、町工場の2代目社長たちを巻き込んで行った「オープンファクトリー」は大成功。
祝宴の席で早くも次回の企画について盛り上がっていた舞たちに対し、金網を製造している工場の小境(三谷昌登)が不満を口にする。小境の工場は注文が激減し、会社をたたむことを考え始めたところだったのだ。
東大阪の技術を活かした...
その口調から、小境の金網作りに対する愛情を感じ取った舞。小境にあるアイデアを提案する。
舞のアイデアを活かした新商品がきっかけとなり、小境の工場は新規受注を獲得。河内大学の校舎の外壁を、小境の工場が製造する金網フェンスで装飾するというものだ。
そんな中、舞は新聞記者の御園(山口紗弥加)に呼び出される。御園は舞に、勤務している新聞社で、記者から営業に異動することになったと打ち明ける。
貴司(赤楚衛二)には、新しいチャンスが訪れる。デラシネで開いた短歌教室の評判を聞きつけた編集者・リュー北條(川島潤哉)が、日本中を旅しながら子どもたちに短歌を教えるという連載企画を提案してきたのだ。
一方、小境との経験から、東大阪の技術を活かした新商品の開発に興味を持ち始めた舞。御園が背中を押してくれたこともあり、新会社の設立を考え始める。
めぐみ(永作博美)は舞が「IWAKURA」にとどまることを希望し、悠人(横山裕)に相談。悠人は舞に起業の厳しさを説明するが、舞の気持ちは固まっているようだ。
舞の書いた事業計画書に目を通した悠人は、詰めの甘さや不備についてダメ出し。「自分なら舞の会社に投資はしない」と言い切る。
一方、舞の情熱を知っためぐみは、「舞の挑戦を応援したい」と言う。母のその言葉を聞いた悠人は、舞に対してある意外な提案をする。
2月27日(2023年)からの週の放送。