亀梨和也が「カネ梨~」でみせる等身大の魅力

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   KUT-TUNというグループ名はメンバー6人の名字のイニシャルから1文字ずつとったというのは有名な話。それが1人抜け、2人抜け、3人抜け、いまや亀梨和也と上田竜也と中丸雄一の3人、KUNだけになってしまった。

   中丸は「シューイチ」(日本テレビ系)や「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日系)、「朝だ!生です旅サラダ」(ABCテレビ、テレビ朝日系)のリポーターなど、バラエティ情報番組で活躍、上田も主に俳優として活躍、そして、亀梨はというと、日テレのスポーツ番組のMCのほか、今(2023)年1月からはこんな番組をやっていた。

  • 日本テレビの「カネ梨和也」番組ページより
    日本テレビの「カネ梨和也」番組ページより
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3人でシェア

   その名も「カネ梨和也」(日本テレビ系)。トップアイドルの亀梨和也が、お金をかけずアレコレ挑むドキュメントバラエティーだそうで、オヤジギャグのようなタイトルが気になって見たら、これが案外面白かった。

   2月18日未明の放送は「1000円で遊べるレトロゲームツアー」と題して、ゲストの狩野英孝とともに、1人1000円の予算でレトロゲームを遊びつくすというもの。亀梨(番組ではカネ梨和也と表記)が、自ら軽自動車を運転し、ゲストの狩野英孝を途中でピックアップ。彼を助手席に乗せて、板橋へ向かう。軽自動車を運転する亀梨、なんだか新鮮だ。

   辿りついたのは板橋の10円ゲームの聖地「駄菓子屋ゲーム博物館」に。ここで、「うさぎとかめゲーム」など懐かしのメダルゲームで遊び、小岩へ移動。レトロ喫茶でテーブルゲームのインベーダーで対決し、勝者がナポリタンを食べられるというものだったが、勝った亀梨が「カネがないと仲良くしないと」と狩野と番組ディレクターにも分けて3人でシェア。めでたしめでたしの回だった。

   KUT-TUNはジャニーズの中でも尖っているイメージで、その真ん中にいる亀梨に対しても若干苦手意識があったが、この番組でそれが払拭した。等身大の亀梨は意外と好青年だ。

   番組は全12回。評判がよければレギュラーも夢じゃない!?

(子守熊)

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