桜中継に「全力」 阿部祐二リポーターが今年「ほくそ笑んで」いるワケ

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   岩田絵里奈アナが「桜の話題です。静岡県河津町に阿部さんがいます」と切り出すと、阿部祐二リポーターが「人はなぜ桜に魅了されるのか。お待たせしました! 桜物語、第1章の始まりです」と登場した。岩田アナは映し出された満開の河津桜に思わず「キレイ!」とつぶやいた。24日(2023年2月)の「スッキリ」。

   阿部リポーターは昨23日、行動制限なしでは3年ぶりに開催されている「河津桜まつり」(3月5日まで)に参加。「盛り上がっています」と伝えながら、全長4キロにわたり川沿いに咲く850本の満開の河津桜を紹介。この時期は満開の河津桜と菜の花のコラボも見られるとあり、多くの観光客が訪れていた。夜はライトアップも実施され、桜のトンネル状態になる。ドイツ、アメリカ、東南アジアから多くの外国人観光客も訪れていた。

  • 春がそこまで…(写真はイメージ)
    春がそこまで…(写真はイメージ)
  • 春がそこまで…(写真はイメージ)

開花予想は?

   例年は100万人が訪れる伊豆の一大イベントで、経済効果も10億円と見積もられる。河津町観光協会会長は「人出は戻りつつあります。コロナで自粛していた去年は30万人で、今年は50万人を目指しております。台湾、香港、東南アジアの方が増えてきています。河津で一番のイベントですので、皆さんに喜んでいただいて、その笑顔が励みになります」と話した。河津桜に魅せられて、河津町に移住したという人も紹介された。

   桜の開花リポートに全力をかけ続けてきた阿部リポーターは「早咲きの河津桜には3つの『推し』のポイントがある」と伝えた。まず「匂い」で、桜の花の匂いだけではなく温泉の匂いと菜の花の香りも楽しめる。そして「濃いピンク色」、さらにブーケのように見える桜の花の房が「宙に舞う」ようにも見える桜のトンネルだと阿部リポーターは言う。

   そして阿部リポーターは、ソメイヨシノの開花について2月1日からの積算温度が600度になると開花するという「600度の法則」を持ち出し、「去年の2月23日に東京の積算温度は220度でしたが、今年は268.9度。気象庁によると東京の開花予想は3月22日(水曜)。誰よりも早く開花をリポートしたいのですが、この2年開花が放送のない週末になってしまっていた。今年は開花をどこよりも早くお伝えできそうで、ほくそ笑んでおります」と伝えた。これを聞いた加藤が「ほくそ笑んでる?」と笑いながら問い返すと、森圭介アナは「アッハッハ」と大爆笑。

   そこで俳優の小澤征悦が「阿部さんに1つ質問があるんですが」と切り出し、桜のピンクに負けないほど派手なピンク色のスタジャンを着ている阿部リポーターに「そのジャケットは私物ですか?」と問うと、阿部リポーターは「私物です。去年から着用しています」と回答。加藤が「映えてますよ。桜が霞んで見えちゃうくらいですよ。桜殺しですよ」と抗議して、また大爆笑。

   阿部リポーターは「私、全国からリポートをして歩いていますが、そこで出会う街の人に『あっ、桜の人』と言われます」とアピール。

   アーティストの草野絵美は「先週末、横浜で河津桜を見ましたが、まだ7分咲きでした。本当にキレイでピンクが映える。海外の人がたくさん動画を取って、上げてくれたらいいと思います」とコメント。

   読売新聞特別解説委員の橋本五郎が「桜は華やかさとはかなさが同居している。今日は、いつもは発表される阿部さんの一句が出なくてホッとしました」とコメントすると、加藤は「今日は5・7・5になっていなかったけど、ソメイヨシノの開花のときには必ず一句出しますから。それまで待ちましょう」とコメントした。

   最後に岩田アナが全国の開花予想を伝えた。東京は3月22日。日本で一番早いのは福岡と高知で3月19日。加藤は「楽しみにしましょう」とまとめた。

(バルバス)

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