「いやあ、僕も本当に行きたかった」ときょう24日(2023年2月)の「めざまし8」でMCの谷原章介が切り出したのは、23日に63歳の誕生日を迎えた天皇陛下の一般参賀のニュースだ。即位後初の誕生日の一般参賀とあって、事前抽選の倍率は12.6倍という人気ぶりだった。
天皇皇后両陛下のほか、愛子さま、秋篠宮両殿下、佳子さまの計6人が宮殿のベランダに立った。天皇陛下は「誕生日に初めて、皆さんからこのようにお祝いいただくことを誠にうれしく思います」「皆さん一人ひとりにとって穏やかな春となるよう願っています」などと述べた。
盆栽めぐるエピソードも
番組は女性皇族の装いに注目。雅子さまはロイヤルブルー、愛子さまは淡いピンク、紀子さまは薄い黄緑色、佳子さまはエメラルドグリーンのロングドレスだった。
雅子さまのドレスは、ベルベッド地で格調高い唐草模様の刺繍をあしらったもの。2022年の歌会始や21年の天皇陛下の誕生日にも着ていたものだといい、皇室ファッションに詳しい青木淳子さんは「毎年の定番にすることで、国民が親しみを持つことができるのではないでしょうか」と解説。フジテレビ皇室担当の橋本寿史・解説委員は「女性皇族の方々も毎回服を作ることはありません。ぜいたくな生活をしているわけではなく、同じものを着たりアレンジを加えたりしています」と話していた。
愛子さまのドレスについて青木さんは「首元と袖口に薄いオーガンジーが4段重ねになっており、優しくフェミニンな装い。今回の帽子は小さめのトーク帽で、美智子さまがよく着けられていたタイプに近いものです」と解説した。
誕生日に合わせて宮内庁は、盆栽好きの天皇陛下と雅子さまがサンシュユの盆栽を前に語り合う映像も公開した。天皇陛下は中学生のころから盆栽が好きで、友人からは「じい」というあだ名で呼ばれていたそうだ。
風間晋(フジテレビ解説委員)「映像を見ていると、両陛下と愛子さまの関係性の良さが伝わってきますね」
谷原「ああいうのを見ると、あっ僕も仲良くしよう、とすごく思います」
カズレーザー(お笑い芸人)「(「じい」という)なかなかのあだ名をつけた同級生もすごいと思いました」
(キャンディ)