1992年から続く人気サスペンスシリーズ「赤い霊柩車」(フジテレビ系)が、3月17日(2023年)放送の「放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~」をもって歴史に幕を下ろす。2月21日、同局が発表した。
片平なぎささん(63)演じる石原明子と、神田正輝さん(72)演じる明子のフィアンセ、黒沢春彦らおなじみのメンバーに加え、ゲストとして京人形職人の西崎朱役で榎木孝明さん、明子の幼なじみの中江伊織役で松下由樹さんが出演するという。
「ラストは花嫁姿」?
「FINAL」は、伊織がずっと師事していた友禅下絵師の九条万葉(羽場裕一さん)が殺害され、現場には万葉の幼なじみの朱を示すと思われる「にしさき」の血文字が残されていた。一方、父親の葬儀を「映える」ものにという依頼人を邪険に追い払った石原葬儀社がネットで炎上、存続の危機に...というストーリーになる。
今回でファイナルを迎えることについて、片平さんは
「50歳を過ぎてからは、神田正輝さんと『サザエさん』になろうと決めて、みんなで年を取らない努力をしていたつもりでしたが...やはり老いには勝てませんでした(笑)。この辺が潮時です」
とコメントしつつ、今作のみどころを
「ラストを飾るにふさわしい豪華なゲスト陣の力をお借りして、何を大切にこれからを生きていくのかを問いかける内容になっているかと思います。また、30年引っ張り続けた明子と春彦との婚約関係の行方は...?」
とアピール。フジテレビ編成部の狩野雄太さんも
「犯人は誰なのか?石原葬儀社はどうなるか?も気になるかと思いますが、明子さん春彦さんがどんな結末を迎えるのか?も是非、ご注目頂けましたら幸いでございます」
と呼びかけている。
ツイッターなどでは
「赤い霊柩車シリーズ完結っっ!明子はんと春彦さん結婚できるんかなぁ(笑)」
「明子さんと春彦さん。婚約期間30年は長過ぎぃ~~~!ラストは花嫁姿の明子さんを見れるんけ?」
「春彦さんと早く結婚して欲しいけどずっともだもだしてて欲しい気持ちもある...明子さん幸せになって」
と、明子と春彦の行く末を案じる書き込みが目立っている。
(TT)