今度はサバ缶の大幅値上げである。けさ22日(2023年2月)の「THE TIME,」で、杉山真也アナが「サバショックの話題です。記録的な不漁によって、サバ缶が値上げ、さらに入荷量も激減しているといいます」と伝えた。
出荷停止の社も
水産大手「マルハニチロ」は、看板商品の「月花さば水煮」を4月から341円を411円に70円アップ、他のサバ缶も最大23%値上げすると発表した。水産加工会社「極洋」「高木商店」も多くのサバ缶を出荷停止にする。
とにかく、サバが獲れないのだ。全国でも有数の水揚げ量の宮城・石巻魚市場では、昨シーズンは1万8000トンあったが、今シーズンは1万トンに減少した。
東京・新橋の缶詰専門店にも、店頭に置いてあるのは去年入荷したサバ缶ばかりで、「今年に入って全然は入ってきてないものもあります」と話す。スーパー「ゑびすや商店」は「お客様にいちばん人気のある魚の缶詰ですが、非常に入荷が薄いです。先々の入荷数量についても、おぼつかないものがあります」という。現在の入荷量は普段より3割少ない。
「不漁はしばらく続く見込みです」(杉山アナ)というから、サバ缶だけでなく、生魚やさば寿司なんかも値が上がっていきそうだ。
(カズキ)