「相棒」が「甘酸っぱい青春」展開 寺田心の出演回に「ほっこり」「微笑ましい」

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   2月15日(2023年)放送の「相棒 season21」(テレビ朝日系)に登場した、高校生カメラマンの奥山幹太(寺田心さん)と、その幼馴染、深澤杏子(幸澤沙良さん)の関係に注目が集まった。(ネタバレあり)

   イベント会社の事務所で殺人事件が発生し、杉下右京(水谷豊さん)は、その建物の定点写真を何年も毎日投稿していたが、事件の日から更新が途絶えている幹太のSNSを見つける。

  • 寺田心さん(写真:Pasya/アフロ)
    寺田心さん(写真:Pasya/アフロ)
  • 寺田心さん(写真:Pasya/アフロ)

「それが本心じゃないってことが私にはわかるし」

   幹太に事情を聞いた右京と亀山薫(寺脇康文さん)のもとに杏子がやってきて、「幹太と何話してたんですか?あなたたち誰ですか?」とたずねる。

   杏子は幹太と幼馴染ということ、自分が幹太にSNSを始めるよう勧めたことを2人に明かし、

「ずっと写真を撮ってることも知ってたし、誰かに見せるためじゃないって言ってたけど、それが本心じゃないってことが私にはわかるし」

と微笑んだ。

   杏子は特命係の2人には言わなかったが、幹太が秘密を抱えていることはわかっていた。幹太は慕っているカメラマンの大塚あゆみ(大野いとさん)が犯人だと疑い、あゆみが写ってしまった定点写真を隠していたのだ。

   杏子は定点写真を撮る幹太に

「ねえ、あの日本当は何があったの?最近の幹太、何考えてるかよくわかんないよ」

と話しかける。幹太が「自分でもよくわかんないんだよ」と返すと、杏子は「大塚さんのこと、好きなの?だからだよきっと」と声を震わせた。

   幹太は

「もし本当に好きだとしたら、あゆみさんのためにならないことをしてるんだと思う。これを恋愛っていうなら、どれだけ汚いものかって思うよ」

と視線を落とした。

   そこにあゆみが現れ、「幹太くん、ちょっといいかな?」と幹太を連れ出す。杏子は心配そうに幹太の後ろ姿を見送っていた。

   結局あゆみは犯人ではなく、真犯人の師匠、澤田洸平(奥田達士さん)をかばっていたのだった。警察を去る幹太に、薫は「杏子ちゃん、お前のことずーっと心配してたぞ」と伝える。幹太の帰りを待っていた杏子と向き合った幹太の姿を見て、特命係の2人はニンマリと笑った。

   その後、右京が幹太のSNSで、いつもの定点写真に笑顔の杏子が写ったものを見つける。右京は「いい笑顔ですねぇ」とつぶやき、薫も満面の笑みでうなずいていた。

   幹太と杏子の関係に、ツイッターなどでは

「今回は幹太君と杏子ちゃんの微笑ましいやり取りが救い」
「幹太くんが撮る定点写真に写る杏子ちゃんの笑顔に、そしてそれを見る特命係の二人の笑顔に、ほっこりさせられる素敵なラストでした」
「年上のカメラマンさんへの想いは苦くて、いつも気にしてくれる同い年の子の写真は甘酸っぱい。良き青春よ」

といった声が上がっていた。

(TT)

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