15日(2023年2月)の「スッキリ」がトップで取り上げたのは、高級住宅街の著名人宅への侵入事件について。
辻岡義堂アナが「プロ野球・横浜ベイスターズやアメリカのメジャーリーグなどでピッチャーとして活躍し、現在はベイスターズのコーチを務めている斎藤隆さん。沖縄の春季キャンプ中のきのう(14日)、横浜市の自宅に黒い服を着た複数の人物が侵入したことが分かりました。今、窃盗や強盗事件が相次ぐ中、犯行の状況から、元刑事からは闇バイトではないかとの見方も出ています」と伝えた。
キャンプ中で留守と知った上での犯行か
斎藤さんの家族から「黒い服を着た複数の人間が入ってきた」と通報があったのは、14日午前3時40分ごろ。同時に警備会社のアラームも作動したという。室内には何者かが侵入した跡があったというが、けが人はなかったそうだ。
目的はなんだったのか。元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は「かなりここの家にお金があると知った上で、強盗目的で侵入しようとしたと考えられる」と推察。
さらに「著名人・有名人であると、『この家には今いない』ということさえも知っている可能性が高い。スポーツ選手となると力もあるということで、泥棒が、もし(斎藤さんが)いると知った上で犯罪をするということはかなりリスクがある。キャンプ中で留守と知った上での犯行という可能性は高い」と指摘した。
現場となった邸宅には防犯カメラを始めとしたセキュリティーシステムがしっかりとしていた。それにも関わらず、この人物らは自宅に侵入したという状況から、佐々木氏はこう話した。
「闇バイトの特徴。セキュリティーが高かろうが、実行犯からお金を得られれば指示役にとっては全く関係ないので。一連の事件は報道されているグループ(ルフィの組織)は氷山の一角であって、まだこうした犯罪組織・グループというのはあるし、今後もできていくでしょう」
みちょぱ(池田美優:ファッションモデル、タレント)「朝方3時40分って確実にご家族の方が寝ている時間。ここを狙って来ている感じがすごく怖い。けががないだけ本当に良かった。闇バイトかどうかはまだ分からないけど、防犯カメラがあってもやる人がいるとなると、もっと不安な方が増えてしまう。どうしたらいいのか」
佐々木氏は「自宅に入られること」を前提とした対策を取ることを勧めている。具体的には、防犯カメラには録画機能のほか光や音で警告する機能を付ける、自宅内に鍵をかけて避難できる場所を確保する、金目のものは鍵のかかる場所に保管する...などだ。
司会の加藤浩次「このぐらいしかやることないってことか。じゃあこれ、普通に生活できないじゃんってことだよね」
(ピノコ)