ドラマ「罠の戦争」(関西テレビ、フジテレビ系)第5話が2月13日(2023年)に放送され、秘書の貝沼永太(坂口涼太郎さん)の去就に注目が集まる一幕があった。(ネタバレあり)
鷲津亨(草なぎ剛さん)から「もし今回勝てたら、俺の政策秘書として働いてくれるかな?」と言われ、永太は亨の選挙戦を俄然張り切りだす。
「まさかお前、スパイ?」
亨を陥れるようなビラがまかれたことで、亨たちはスパイの存在を疑い始める。蛯沢眞人(杉野遥亮さん)が旧友に牛丼を奢ってしまい、公職選挙法に抵触しそうになったことで永太は「え、もしかしてわざと?わざと足引っ張ってんの?まさかお前、スパイ?」と責め立てた。
眞人が奢った分の金を友達から返してもらったことで一件落着となったが、今度は鶴巻憲一(岸部一徳さん)が500万円を持ってきて、「市会議員25人に票集めを依頼しろ」「表沙汰にならなきゃいいんだよ」と亨に指示する。
亨に「500万渡してもらいたい相手がいる」と相談された永太が、市会議員の男(諏訪太朗さん)に分厚い封筒を渡したところに「選挙違反の疑いがあると通報がありまして」と警察が訪れる。永太がおそるおそる封筒を差し出すも、中身は亨のパンフレットだった。
その場にやってきた亨が「やっぱりスパイがいるみたいですねぇ」「誰が仕込んでるのかもわかりました」と言うと、永太は不安げに視線を落とした。
亨を陥れる画策をしていたのは、総理の竜崎始(高橋克典さん)の政務秘書官、猫田正和(飯田基祐さん)だった。亨の選挙スタッフに送り込んだ女性(小林きな子さん)のおしゃべり好きを利用し、亨陣営の情報を仕入れていたのだ。
いよいよ選挙当日、亨が当選確実となる。永太と眞人はハイタッチして抱き合い、万歳三唱では永太が満面の笑みで手を挙げていた。
永太は犬飼孝介(本田博太郎さん)事務所では虻川勝次(田口浩正さん)と親しくしていたこともあってか、スパイ疑惑が浮上した際、永太を疑った視聴者も少なくなかったようで、永太がスパイではなかったことがわかると、ツイッターなどでは
「貝沼さん スパイ 疑ってごめんなさい 犬飼バカ息子くんに雇われたとか考えてしまいました」
「貝沼さん疑ってごめんね(さりげなく告白)あいつスパイだ!って騒ぐ奴ほど怪しいかと思って」
「貝沼疑ってごめん...まさかスパイというよりも口が緩い人間とは...」
と、永太への謝罪の書き込みが寄せられていた。
(TT)