犯行準備の「アポ電」続出 公開音声聞いた羽鳥慎一「声は、自然だなあと」

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   札幌で今月だけで77件、アポ電らしい不審電話がつづく。「もしもし、きょう3時ごろ行くね」「これから行く」と、名乗らずに話しかける内容が多い。家にいるのか確かめ、家族や生活習慣を聞き出すためで、事件につながることもあると警察は注意を呼びかけている。14日(2023年2月)のモーンニングショー。

  • アポ電に注意が呼びかけられている
    アポ電に注意が呼びかけられている
  • アポ電に注意が呼びかけられている

警察官を装うケースも

   アポ電は「アポイントメント電話」の略で、犯行前の下調べに使われるケースが問題視されている。中には警察官を装うケースもある。

   去年11月、広島市の70代男性には「安佐南署生活安全課のシライ」と名乗る女性からかかってきた。「空き巣と詐欺事件で男2人を逮捕したんですね。○○38歳、○○41歳。お心当たりはないですか」と語りかけ、他の家族がいないかの探りを入れる。家族が電話をかわったとたんに切れたそうだ。怪しいと思ったときは「#9110の警察相談ダイヤルに連絡を」という対処システムもある。

   司会の羽鳥慎一「冷静に対応をということですね。(アポ電VTRの)声は、自然だなあと思いますねえ」

   菊間千乃(弁護士)「うまいですよね。女性だったりすると、それだけで警戒心が下がる」

   入山章栄(早大教授)「#9110は知らなかった。(アポ電は)高齢者に多いから、電話機や携帯に通報相談につながるボタンを一つつけちゃえばいい」

(あっちゃん)

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