舞(福原遥)は、自分の中にある貴司(赤楚衛二)への思いに気付き、それを久留美(山下美月)に打ち明ける。
翌日、舞が会社でめぐみや「IWAKURA」の社員らと昼食をとっていると、新聞記者の御園(山口紗弥加)がやってくる。社長としてのめぐみに興味を持ち、「IWAKURA」を取材したいというのだ。
めぐみは申し出を快諾。御園は取材を始めた。
久留美は励ます
一方、貴司を訪ねて「デラシネ」を訪れた舞は、そこで史子(八木莉可子)と遭遇。短歌に詳しい史子が放ったある言葉に何も言い返すことができない。
その夜、舞は久留美に何があったかを打ち明ける。久留美は、「舞だからこそ、貴司に対してできることがある。舞ならそれを見つけ出すことができる」と励ましの声をかける。
ある晩、御園と食事をすることになった舞。酒を飲み、酔いに任せて御園に恋愛相談を始める。
一方の貴司は出版するために新たに作った短歌を、史子が見守る中、編集者の北條(川島潤哉)に見せていた。北條はまたしても、厳しい評価を下す。
御園が取材した「IWAKURA」の記事が新聞に掲載された。その内容が女性従業員のことばかりなことに、男性従業員から不満の声が上がる。
御園は「町工場の魅力をブログで発信してみては?」と提案。舞はその提案に乗り、社員に協力を求める。
北條から新しい短歌を10首読むように求められ、すっかり憂鬱になっている貴司。短歌を詠むことができなくなっていた。その話を史子から聞いた北條は、史子に伝言を託す。「新しい短歌は恋の歌にしてほしい」と。
一方の舞は、初めてのブログ記事を完成させた。笠巻(古舘寬治)へのインタビュー記事だ。
しかし、それを見た笠巻から「近いうちに引退するつもりだ」と打ち明けられ、ショックを受ける。
同じころ、貴司は相変わらず短歌の創作に行き詰まっていた。しかし北條は、貴司に「自分の気持ちを赤裸々に表現しろ」と迫る。
2月13日(2023年)からの週。