小藪流メンバー起用法
一方、「大人数のメンバーをどう起用するのか」という話題で小籔さんから飛び出したのは、「心の中で後輩をS・A・B・C・Dのランクに分けている」という驚きの起用法でした。小籔さんいわく、新喜劇の座長はプロ野球の選手会長みたいなものだから、優勝に導くためには全員に配慮するのではなく、選りすぐりの人たちが出演しなければいけない。そのために、能力も未来もありテレビにも出ていけそうな人は「Sクラス」、舞台ではそこそこ活躍するけれどテレビには出られないだろうという人は「Aクラス」、能力もなければ人間性も悪い人は「Dクラス」などと分けているのだそう。
「Sクラスに対して、僕は割と怒る。Aクラスには舞台上で違う方向のことをした時に注意する程度。Bクラスには何も言わなくて『出てくれてありがとう』みたいな感じ。C・Dクラスには触らないし近寄らない」という小籔さんの徹底したルールに、若林さんは驚きながらも感心。ほかにも、新喜劇のメンバーに「自分でこの役は他には負けへんというのがあったら言ってこい。絶対1回か2回は使う。その代わりそれでスベったら一生使わん」と言ったところ、以降は誰も言ってこなくなったというエピソードなど、個性的な吉本新喜劇を仕切ってきた小籔さんならではのリーダー論に、一同聞き入っていました。
番組終了後のツイッターでは「25歳の青年がすげーオードリー好きなの伝わってきたし、 この蓮見さん賢すぎる 賢いというか、歳の人生経験値じゃないよ それを歳じゃなく敬語で迎える小籔さんカッコいい」「小籔さんの安定感は当然だけど、ダウ90000の蓮見さんて人、ラジオ番組持ちそうな感じ」といった感想が見られ、2人の株が上がった模様。作り手側の話を聞き出してくれる「あちこちオードリー」ならではのトークに、「面白かった」の声が多い回でした。
(Hibunny)