新潟県糸魚川市の海岸に大量のイワシが打ち上げられた。一面がまるで銀色のじゅうたん、長靴が埋まるほど。「回収作業は重機を使えず、難航しています」と9日(2023年2月)のモーンニングショーで司会の羽鳥慎一が伝えた。
「気候が変わったりとかが...」
重機ですくい上げると砂や石がまじり、焼却できないためだ。きのうは朝から50人が手作業で集めた。「50トン回収しても、まだ20%いかない」と県の担当者。作業員は「一生分のイワシを見ました」「しばらく食べたくない」、住民は「70年いて初めて」、見物客も「すごいねー」と驚くばかり。食べようと袋を持ってくる人もいるが、県は「原因が分からないので拾わないで」と呼びかけている。
北海道大学の山村織生准教授は「イワシはイルカのえさで、追われてパニック状態で打ち上げられたのではないか」という。イワシの大量打ち上げは、1月15日に北海道斜里町でもあった。2021年に全国で54.1トンが記録された。
石山アンジュ(社団法人代表)「食べたらと思うが、衛生上むずかしい。無駄にしない廃棄の仕方が考えられないかとの意見もある。活用を提案する企業があるといい」
徐東輝(弁護士)「一方で漁獲量が減ったとのニュースも聞く。何か異常なことが起きているのかと思っちゃう」
羽鳥「気候が変わったりとかが関係しなければいいなあと思います。魚ヘンに弱いと書いてイワシ(鰯)ですから」
弱いイワシが気候変動の影響を受けたという解釈か。羽鳥はそれを言いたかったらしい。
(あっちゃん)