ドラマ「罠の戦争」(関西テレビ、フジテレビ系)第4話が2月6日(2023年)に放送され、鷲津亨(草なぎ剛さん)と蛯沢眞人(杉野遥亮さん)の兄、浩輝(森田甘路さん)の過去について、ツイッターなどで考察が盛り上がっている。(ネタバレあり)
犬飼孝介(本田博太郎さん)の後援会長、鰐淵益男(六平直政さん)について眞人と蛍原梨恵(小野花梨)が調べている道中、2人は浩輝が営んでいた会社の跡地を訪れる。
報告書に「議員に報告せず」
浩輝が孝介の事務所に陳情するも音沙汰なく、その後過労死していたこと、大学院を辞めざるをえなかったことなどを語る中、眞人はかつて工場に掲げられていた「(株)なのはな運送」の看板を立てかける。その時梨恵の表情がわずかに歪み、眞人に「蛍原さん、聞いてます?」と聞かれると、梨恵は「うん聞いてた聞いてた」とごまかすように笑った。
亨の出馬が決まり、事務所では衆議院解散のニュースが流れる中、梨恵が過去の陳情報告書を調べていた。すると「なのはな運送 蛯沢浩輝 融資先の相談」、そして担当者に「鷲津」と書かれた報告書を見つけた。
梨恵の脳内には、亨が浩輝の対応をしながら、虻川勝次(田口浩正さん)からの「犬飼議員、倒れた」「午後のスケジュール、全部飛ばして」といった連絡に応じるのに必死になり、浩輝の話に「わかりました。善処します」と答えて早々に切り上げた光景が流れた。報告書の最後には「議員に報告せず」と書かれていて、梨恵は不安げに眞人の後ろ姿を見つめるのだった。
孝介に復讐するために事務所に潜り込んだと思われていた眞人が、ここに来て亨に恨みを抱いていると思わせる演出に、ツイッターなどでは「蛍原ちゃんが蛯沢くんの本当の敵を見つけてしまった...」「もしかしてもしかして蛯沢くんが犯人なの...?」と心配の声が上がる一方、
「あれは本当は虻川が面会してて報告し忘れたのを鷲津の名前書いたんじゃないのかな~?だって鷲津は一度会ったことのある人の名前も顔も覚えてる人。自分が面会してたら蛯沢君に会った時に気づくはず」
「鷲津は一度会った人の顔と名前は忘れないから、蛯沢のお兄さんを覚えていないのは有り得ないし、最後のシーンは蛍原さんの想像だろうな」
と、本当は亨が担当ではなかったのではとの推測も書き込まれている。
(TT)