NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」2月7日(2023年)放送回。雨の中、公園で倒れている男を目にした久留美(山下美月)の父・佳晴(松尾諭)は、それが悠人(横山裕)であるとわかった。(ネタバレあり)
インサイダー疑惑で露頭に迷い倒れてしまっていたのだ。誰が見つけるだろうかと思っていたが、通りかかったのが久留美の父でよかった。娘は看護師だからね。さすが久留美、悠人が低体温症になっていると即判断。お父ちゃんに「服を貸して」と看護師らしく素早く冷静に対処した。
「ハートマーク」の展開に?
なるほどこのタイミングからだんだんと悠人と久留美の間にハートマークが出来ていくかもしれない。よかったよ悠人、やっと家族と対面できるではないか。家族に「助けて」と逃げ込むこともできなくしてしまったのは、悠人自身なのだから。
それでも悠人が最後まで素直ではない。久留美のお父ちゃんが買ってきた薬やチョコレートにもちゃんとお礼も言えない。大人になりきれていないバランスの悪い男なのだ。
そこへピシャリと久留美のひとこと。「支えてくれる人がいる大切さ」「舞ちゃんとめぐみさんがどれほど心配したか」と真剣に悠人に訴えた姿にはじーんときた。久留美の方が圧倒的に素直な心の持ち主であり大人である。
結婚が破談になってさらに成長した久留美なのでは。悠人はこういう妻と一緒になったほうがいいのである。しっかりもんの妻に敷かれるべし。ネットでもこの場面は「くるみちゃん強くて優しくてかわいい」「くるみちゃんと悠人にーちゃんがいい感じになるように願ってる」などと注目を集めていた。
悠人の挫折。どうやって立ち直っていくのか、今後に期待したい。
(Y・U)