フィリピンから強制送還2人が「防弾チョッキ」 羽鳥慎一「衝撃です」

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   連続特殊詐欺と窃盗強盗殺人事件の指示役と強く疑われるフィリピン収容中の男4人のうち2人の強制送還が始まり、マニラの空港到着までを7日(2023年2月)の「モーニングショー」は逐一中継した。2人はフィリピン警察の厳重を極めた警戒のもと、収容所からバンタイプの車に乗せられ、車で30分ほどのニノイ・アキノ国際空港で待機する航空機に入った模様だ。

  • 警察の捜査が本格化する(写真はイメージ)
    警察の捜査が本格化する(写真はイメージ)
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厳重移送のワケ

   司会の羽鳥慎一「フィリピン国内の裁判を棄却された今村磨人容疑者(38)と藤田聖也容疑者(38)の2人です。この2人が防弾チョッキを着ていた(着せられていた)のは衝撃です」

   元埼玉県警刑事の佐々木成三さんは「いろんな想定をした護送です」と指摘した。途中で仲間や組織の襲撃や奪回、あるいは殺害行動も考えたうえでなのか。車列の中には特殊部隊までまじっていたとみられる。

   パックン(パトリック・ハーラン、お笑いタレント)「フィリピン当局としては防弾チョッキ、警備人数、車両の数、絶対に無事に空港まで送りたい。収容所内で携帯を使わせていたと大勢の職員を交代させた、そのメンツを立て直したいということですね」

   佐々木さんの推察では、機内には日本の警察官7人か8人が待ちかまえる。一般席とはカーテンで仕切られ、日本の領空に入ったところで詐欺や強盗容疑で逮捕する。

   羽鳥「日本では特殊詐欺事件の捜査から始め、強盗事件に進むのですね」

   特殊詐欺事件は余罪も多いため、時間がかかりそうだ。残り2人はフィリピンの裁判所が公訴を棄却すれば、すぐにも同じく厳重な態勢で日本へ送還される。

(あっちゃん)

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