「日本のクリーンな雪の風景を求めて、大変な行列ができています」と、6日(2023年2月)のモーンニングショーで司会の羽鳥慎一が外国人観光客で盛り上がる北海道の今を取り上げた。レストランに入れずコンビニに長蛇の列をつくる人もいる。
おととい開幕したさっぽろ雪まつりにも外国人客は多いが、すごいのは美瑛町。雄大な冬景色にひかれ「人が集まってきています。先の先まで人が車道にはみ出しています」と松田明子リポーター。
「私の国でもとても有名です」
中でも人気は雪原にポツンとたたずむ「クリスマスツリーの木」だ。「足跡が一つもない景色がすばらしい」「私の国でもとても有名です」「I love here!」と外国人が続々。観光スポットへ3時間で11台のツアーバスが殺到する日も。数か国語で書いた立ち入り禁止の看板を超えて木のそばまで足跡をつける客もいるという。
旭川市の旭山動物園は、マイナス9度の寒気の中、名物のペンギン散歩に集まった400人のほとんどが外国人客。ニセコのスキー場もほとんどが外国人客で、「最高のパウダースノー」「もう10回来た。人も景色も食べ物も美しい日本が好きです」と声があがった。
倶知安中心街のレストランは満席、コロナのために人手不足や閉店の店もあり、あふれた外国人客がコンビニに並び、商品棚を囲むほど。スノーボード店の外国人店員は「客の多くは中国、シンガポール、香港、オーストラリア、ニュージーランド、そのあとが日本」という。
羽鳥「経済的にはいいですが、北海道はとくに外国人客が増え、(対応が)ちょっと追いつかないということです」
(あっちゃん)