「警視庁アウトサイダー」で「遺留捜査」オマージュ? お馴染みセリフのアレンジに「笑」

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   2月2日(2023年)放送の木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日系)第5話で、同局のドラマ「遺留捜査」(2011年4月~22年9月放送)を連想させるセリフがあり、ツイッターなどで刑事ドラマファンらが盛り上がった。(ネタバレあり)

   同作品ではこれまでにも、主人公の架川英児(西島秀俊さん)が「はぐれ刑事純情派」(スペシャル版含め1988年~2009年放送)の安浦吉之助(故・藤田まことさん)をリスペクトしていたり、「警視庁・捜査一課長」(スペシャル版含め2012年~2022年放送)の主人公、大岩純一(内藤剛志さん)の決め台詞「必ず、ホシを挙げる!」が使われたりと、同局系の様々な他作品のオマージュとみられる演出が多用されている。

  • 西島秀俊さん(2014年撮影)
    西島秀俊さん(2014年撮影)
  • 西島秀俊さん(2014年撮影)

「僕に、30分だけ時間をください」

   暴力団の構成員、楠本貴喜(横山涼さん)の白骨化した遺体が見つかった事件の捜査で、英児たちは元暴力団員で清掃会社を経営する小松崎実(デビット伊東さん)が落としたスマートフォンが鍵を握るとにらんだ。

   水木直央(上白石萌歌さん)が出会った、何でも拾ってくるという男、工藤昌夫(殺陣剛太さん)の家の中でスマートフォンが見つかった。同行していた鑑識の仁科素子(優香さん)は、「なんかこの穴が弾痕に見えた」として、昌夫の家から穴が開いた王将の飾り駒も借りてきていた。穴の中には実際に弾頭が埋まっていて、素子は「僕に、30分だけ時間をください」と一同に頼んだ。

   英児に「30分以上経ってんじゃねえか!」、直央には「正確には46分です」と突っ込まれながらも、素子は王将の中の弾頭と貴喜の頭蓋骨から発見された弾頭が同じものだと突き止めたのだった。

   素子のセリフは、「遺留捜査」主人公の糸村聡(上川隆也さん)の決め台詞「僕に、3分だけ時間をください」を意識しているとみられ、聡も3分以上時間をかけることが多かった。

   ツイッターなどでは

「あれ、今の遺留捜査 30分も時間もらおうとしてるけどww」
「僕に30分だけ時間をください(笑)遺留捜査の糸村さんの10倍(笑)」
「3分じゃなくて30分wそして時間超えるw」

と笑いの反応が起こっていた。

(TT)

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