各地で相次いでいる強盗事件の指示役「ルフィ」とみられている渡辺優樹容疑者と、過去に接点があったことを一部で報道されたお笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹が、きのう1日（2023年２月）、自身の公式YouTubeチャンネルの生配信で語った。「EXIT」は「めざまし８」のスペシャルキャスターを務めていることもあり、2日の番組が詳しく伝えた。
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「EXIT」兼近大樹さん（写真：Pasya/アフロ）
「彼と今も仲がいいとかは一切ない」
渡辺容疑者は現在フィリピンの入管施設に収容されており、日本の警察当局が身柄の引き渡しを求めている。スポーツ紙などによると、兼近は、2012年の札幌での窃盗事件で逮捕され、その後不起訴となっている。このとき一緒に逮捕されたのが渡辺容疑者だという。
兼近は生配信では渡辺容疑者の名前を出さなかったものの、「少なくとも彼と今も仲がいいとかは一切ない。ただ過去に知り合いだったのは事実。僕がいたのはそういった環境で、明らかに犯罪をしている人しかいないような環境でもともと生きてきた」「彼と俺が知り合いだった時に、僕がその人を止めようと思えば止められたかもしれないけど、その時、僕は自分のことしか考えていなかったし、『そんなことするなよ』なんて言える立場でもなかった」などと説明したうえで、「（今回の一連の強盗事件には自分は）関与してません。マジで関係ない」と否定した。
また、「なぜ記者会見しないのか」という質問に対しては、「記者会見する必要はない。何についての会見かがわからない」。きのう出演予定だったトークショーが中止になった理由については「現在こうなっていることじゃないですか。批判されているからです」と語った。
MCの谷原章介「まわりも兼近さんご自身も更生したと思っていても、過去の関りというのが何かの拍子に表に出てくることがある。もしかしたらまだ更生の途上なのかもしれないと思わされました。2年弱、兼近さんと一緒にニュースを届けていて、彼自身も過去があったからこそ、それを忘れずに向き合い続けているということを感じます。兼近さんのことを信じて応援していきたいと強く思っています」
（キャンディ）