強盗相次ぎ防犯グッズ売上急増 羽鳥慎一が挙げた基本対策4点

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   「ルフィ」からの指示による連続強盗事件がクローズアップされ、いま防犯グッズを求める人が激増しているという。きょう31日(2023年1月)の「モーニングショー」は、家を守る防犯対策を取り上げた。

   90歳女性が殺害され強盗殺人事件が起きた東京・狛江市。市内のホームセンターでは、家に防犯対策への問い合わせが相次いでいるそうだ。番組が取材したユニディ狛江店では、直近一週間の防犯グッズは昨年比500%の売り上げだという。

  • 強盗事件の捜査が続いている
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「闇名簿」流出の実態も紹介

   防犯グッズを買いにきた80歳女性は「屋根屋という人が来た。断ったけれど、誰かが来た時に光って音が出るものがほしい」。50代男性は「母(80代)が昨年末に還付金詐欺にあって狙われていると思うので、より防犯に力をいれなきゃいけないかな」。

   この店で人気なのは、窓が簡単に開かないようにするサッシロック(税込み987円)は昨年比20倍の売り上げ。また、誰かが窓を開けると大音量が鳴る開放検知アラーム(1573円)は、入荷したその日に売り切れになり、今後の入荷は未定だという。

   防犯カメラは、設置依頼が3倍に増え、一日でも早く設置してほしいと要望されているという。都内の4人家族の一軒家を取材すると、費用はカメラ代10万円、設置費10万円の計20万円がかかり、4時間で設置が完了した。このシステムでは4Kで撮影された映像が33日分録画可能で、スマートホンで外出先でも画像が確認でき、スマートホンで防犯カメラから声も出せる仕組みで、不審者対策にもなるという。

   番組では、犯罪組織が使っていたとみられる「闇名簿」がどのようにして出回っているのかも、スタジオで解説した。森山みなみアナが示した実際の名簿のコピーには、名前や住所のほか、会社の肩書、年収、クレジットカード情報も記載されており、この情報だけでネットで買い物ができるそうだ。

   ジャーナリストの石原行雄氏によると、表の名簿(複数)が裏社会に流出し、それが合わされ上書きされて「闇名簿」となっているという。石原氏は闇名簿業者が売り買いしている「名簿商品リスト」を入手、そのコピーを示したが、中には投機マンションのオーナーリスト、資産家リストなどがあった。企業や団体が持っている顧客情報を社員が不正に持ち出し、流出するようになっているという。

   司会の羽鳥慎一「ネット上のアンケートとか、会員登録とかは結構怖いですね」

   最近は、高齢者から30代から50代の現役世代にターゲットが移っているという。

   羽鳥「やはりドアを開けない、中に入れない、接触しない。防犯カメラも対策の一つなのかと思います」

(コムギ)

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