連続強盗事件の指示役「ルフィ」がいるとみられるフィリピンの外国人収容所を阿部祐二リポーターが取材した。そこは「Pay to stay」カネをわたせば個室やスマホ、なんでもゲットできる「犯罪者の楽園」だったと、30日(2023年1月)のスッキリは伝えた。
ウソの事件で裁判続けると...
日本と時差1時間のマニラ。朝の通勤ラッシュのただ中にあるビクタン収容所は、4メートル近い塀に囲まれた中に不法滞在者や強制送還前の外国人300人ほどがいる。いま日本人は17人、このうち4人の中に「ルフィがいるのではないかとの疑いが強まっています」(森圭介アナウンサー)という。いずれも過去に特殊詐欺の関係者として、日本では窃盗容疑の逮捕状が出ている。
収容所内は車が通るほど広く、「コテージが並び、のんびりしている感じ」と、敷地を見渡せるビルの屋上にきのう(29日)立った阿部リポーター。収容経験者によると、所内では携帯を借りることができ、月10万円ほどで大部屋から冷房付きの個室に移れ、日本人と韓国人はスマホをさらにもう1台購入し、夜も使っていたという。カネしだいでパソコンも用意され、外から食事をとることもできる。フィリピンで告訴されると、裁判が終わるまでは日本の警察に引き渡されないため、犯罪者がうその事件と訴追をくりかえしているとみられる。
阿部リポーター「ここにいるのが楽だから長くいたがる。収容所という認識はなく、ネットでつながっているから犯罪もできます」
司会の加藤浩次「ずっとそこにいて犯罪をくりかえしている。強制送還させなければ」
大橋未歩(フリーアナウンサー)「逃げるための方法もマニュアル化されている感じ。ここで断ち切ってもらいたいと思います」
杉山愛(元テニスプレーヤー)「フィリピンの国自体がなんとか変えてもらわないことには犯罪が続く」
森アナウンサー「指示役の上に誰かいるのかも確認しないといけない」
(あっちゃん)