昨年大晦日の午後5時から0時30分に、日本テレビ系で放送された「笑って年越し!世代対決 昭和芸人VS平成・令和芸人」を見ました。
この番組の企画・総合演出は、日本テレビ執行役員の高橋利之君です。私は、裏の「紅白歌合戦」と、いずれも生で交互に見ていました。
「笑って年越し!」は、時代を駆け抜けた[昭和芸人]と、新時代を切り拓く[令和芸人]が、世代のプライドをかけて、一夜限りのネタバトルを繰り広げたものです。
スタジオ展開は、対面する2つのステージに両者が登場し、お客はその度に向きを変えていました。
大トリは爆笑問題VSウエストランド
なかでも、注目を集めたのが「M-1グランプリ」最年長王者・錦鯉と、最年少王者・霜降り明星の対決です。これはどちらも譲らない対決でした。錦鯉の長年の経験を経た芸と、霜降り明星の鋭さが、いい勝負になっていたと思います。
次に注目されたのは、コントでかまいたちと、女優の木村多江が出演したことです。これに対したのは、フットボールアワーです。これも、面白かったです。木村多江がこんなにコントが好きだとは思いませんでした。
大トリは爆笑問題とウエストランドです。爆笑問題の太田の漫才が、あんなに面白いとは思いませんでした。ウエストランドも善戦していましたが、爆笑問題の迫力にはおよびませんでした。
番組は、最終的に勝負を審査員の判定で総合結果として、「昭和芸人」の勝利に終わりました。
キャスティングの良さと、演出の切れ味の良さが光る番組でした。